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精霊使いの剣舞〜剣舞の女神《ヴァルキリー》〜
☆3  あたしには目的がある...
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いの」

クレアは、ぎゅっと唇を()みしめ、つぶやいた
ひどく切迫したその表情に、僕とカミトは思わず口をつぐむ。

「けど、おまえ、さっきの炎精霊と契約しているんだろ?あれもずいぶん強力な精霊だ、あいつを育ててやればいいじゃないか」

「そうだよクレア、きみの精霊だって強力じゃん、そんなにこだわらなくても...」

僕がこう言うのは理由がある。
複数の精霊と契約すると―――精霊同士が干渉しあって神威(かむい)のバランスが崩れるため、よほどの才能がないと制御できない

「(スカーレット)は大切なパートナーよ。でも―――――」

「あたしには目的がある。そのために強力な精霊がいる」

僕とカミトは黙って聞くことしかできない
彼女の言葉はちょっと切なく、すごく思いが強かった...


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