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妖精の義兄妹の絆
光と闇
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可能は無いのデス!!!」
さらに涙を流して熱弁する。
「さぁ、共に私のかつての仲間の暴挙を止めましょう!!!彼らに愛の素晴らしさを教えるのデス!!!」
「えー、と…。」
ジュラは最早頭が回転しなくなっていた。













ドサッ

「ぐっ。」
こちらはウェンディを救出するためレンと別行動をとっていたイブとミッドナイトの戦いが始まっていた。
「狩りの始まりだ。」
ミッドナイトは地に這いつくばっているイブを見下してそう言った。
「な、何だコイツは…、魔法が当たらない…。」
イブは不可解な現象に頭を働かせても分からずその場から逃げることを最優先事項にした。
「へぇ、まだ生きてたんだー。」
「ひっ。うわぁああああっ。」
「ボクはやさしくないんだ。」
樹海にイブの悲鳴が響いた。











場所を戻し、ナツを追っているタクヤたち
「そのニルヴァーナが完全に起動したらあたしたちみんな悪人になっちゃうの?」
「でもさ、それって逆に言うと闇ギルドの奴等はいい人になっちゃうって事でしょ?」
「たしかにその通りですね。」
その質問にヒビキが答えた。
「そういう事も可能だと思う。ただ、ニルヴァーナの恐ろしさはそれを意図的にコントロールできる点なんだ。」
「そんな!!!」
「例えば、ギルドに対してニルヴァーナが使われた場合、仲間同士での躊躇なしの殺し合い…、
他ギルドとの理由なき戦争、そんな事が簡単に起こせる。一刻も早く止めなければ、








光のギルドは全滅するんだ。」








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