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妖精の義兄妹の絆
光と闇
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こと?これ以上天空魔法をウェンディに使わせないでちょうだい。」
シャルルはここにいるみんなに釘を指しておく。
「見ての通りこの魔法はウェンディの魔力をたくさん使う。」
「私の事はいいの。それより私…。」
「ウェンディ?」
ウェンディは何か言いたげだったが口を濁す。
「後はエルザさんが目覚めたら反撃の時だね。」
「うん!!!打倒六魔将軍!!!!」
「おーーっ!!!!ニルヴァーナは渡さないぞぉ!!!!」
全員が気合いを入れ直した直後、

カッ

突然眩しい光がみんなを包んだ。
「何!?」
「黒い光の柱…。」
「まさか…。」
その黒い光の柱は周りから黒いつたのようなものを纏わせる。
「あれは…、」











(「ニルヴァーナ!!!!!」)
ワース樹海最奥部、コブラが歓喜に包まれそう思った。
(「手に入れた!!!!オレたちのものだ!!!!」)

オオオオオオ

散り散りになった者たちもニルヴァーナ起動の瞬間を目撃した。
「父上…。」
「ま、間違いない…。」
ブレインは声を震わせそう言った。
「おめでとうございます。ボクはギルドの魔導士どもを殲滅してきましょう、真夜中までに。父上はあの光へ。」
「ウム…。」
そう言い残しブレインとミッドナイトは洞窟を後にした。













「ニルヴァーナなのか…!?」
「まさか、六魔将軍に先を越された!?」
「あの光、











ジェラールがいる!!!!」
「ジェラール!?」
そして、ナツは全速力で黒い光の柱に向かった。
「お、おい!!」
「ナツ!!!!ジェラールってどういう事!!?」
ナツはルーシィの問いかけにも答えずただ走っていた。
「私の、私のせいだ…。」
「会わせる訳にはいかねぇんだ、エルザには!!!!あいつはオレが




潰す!!!!」









「あの光なんだろう。」
ワース樹海某所、イブはレンに黒い光の柱に指を指しそう言う。
「見ろよ。あの不気味な“黒い木”から何かが流れ出てる。あの光に吸いよせられているんだ。」
レンは近くにある黒い木を見てイブに言った。
「どういう事なんだろう。」
「まさか、あの光の場所にニルヴァーナがあるのか!!?」
「だとしたら誰かがもう見つけたってこと!!?」
レンとイブに少なからずの焦りが感じられる。
「連合軍か…、六魔将軍か…。ヒビキ!!どうなっている!?応答しろ!!!」

ピッ

「ヒビキ!!!」
いくら念話でヒビキを呼び掛けても応答しない。
「この魔力が念話を妨害してるんだ!!」
「くそ!!!」
レンに苛立ちがつのる。ここでイ
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