コードギアスR2
0643話
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皆無のマシンガンはそのままに、左手に握っていたシシオウブレードでスラッシュハーケン斬り捨てた。
スラッシュハーケンは色々な使用方法があるが、その中でも一般的なのは敵に対する打撃武器だ。つまり、その打撃を行う先端は相応に固い訳で……それを難なく斬り捨てるのだから、さすがシシオウブレード、あるいはムラタといったところか。
『何っ!?』
藤堂にしても、今のは予想外だったのだろう。唖然とした叫びを上げつつ、それでも諦めてたまるかとばかりにその髪の毛を使って四肢を絡め取ろうとする。
「アクセル、こっちの準備は出来たわよ」
トリニティゲインとKMF部隊との戦いを眺めていると、専用回線でレモンからの通信が入る。
コーネリアじゃなくてレモンなのは、やっぱり忙しいからなのだろう。
こうして見る限りでも、シャドウやメギロート、あるいはシャドウミラーの幹部達に指示を出しながら自らも前線でO.O.ランチャーを撃ち、5連チェーンガンで手当たり次第に暁を薙ぎ払い、それでも近づいて来た敵に対しては右腕の鉤爪を繰り出している。
そんなラピエサージュの横では、ヴァルシオン改がクロスマッシャーで暁を薙ぎ払い、あるいは60m近い全長を利用して近づいて来た暁を踏み潰している。
「隊長、よろしくお願いします」
ヴァイサーガに乗ったエキドナからの通信に頷く。
ヴァイサーガにシャドウが10機、メギロートが200機。これだけいればパンツァー・フンメルが主力のEUに関してはどうとでもなるだろう。
「よし、行くぞ」
呟き、システムXNを発動させるのだった。
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