14話
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用しての出力調整を試してから決めるべきだと思うよ僕は。」
「それなら、2つとも搭載してはどうですか。」
「2つともかね。ふむ、私に方はそうだね、小型化できるよ。」
「ロイドの方はどうですか。」
「可能かといえば出来るよ。やってみせるよ。」
「ロイドさん、本当にできるんですか。」
「あちらが出来て、こちらが出来ない道理はないよ。やってみせるよ。」
「では、お願いします。」
「任せてよ。」
「ロイドも意地っ張りだから。子供みたい。」
「君に言われたくないよ。」
「私は大人。」
「そんなことありません。まだまだ、子供です。」
そう、私が答えるとアーニャが声を大きく答えます。
「私は大人、だから、戒を助けられる。だけど、戒は認めようとしない。」
そう言って、外に飛び出します。
「どうするんだね。」
「そろそろ、私から離れるのには良いのかもしれない。」
「ですが、その、あなたに恋をしているように思うのですが。」
「知っていますよ。」
「ならどうして、知らないふりをしていたんですか。」
「私は、彼女を幸せには出来ませんよ。人工的に生み出された化け物ですから。」
「それは・・・。」
「ならどうして、あそこまで依存するまで放置していたんだい。」
「そうですね。寂しかったんでしょう。だから、進む事も出来ず、離れる事も出来なかったんでしょう。」
「君も難儀だね。だけど言わせてもらうけど、現状維持はもう出来ないよ。もうすでに、アーニャの方が爆発してしまった。もう、このままの関係ではいられないよ。」
「わかっています。」
場が暗くなったので、ジェイルが話を変えます。
「そうだ、試作機には、ブレイルミナスを搭載するかね。」
「ブレイルミナスだけでは、心配なのでゾル・オリハルコニウムを出し入れを自由にして、展開したらブレイルミナスを展開するようにしてください。」
「なるほどね。二重にするわけかね。いろいろ調整が必要だが、やってみせよう。」
「お願いします。」
「では、解散しようか。」
「そうですね。」
そう言って、みんなそれぞれの場所に離れていきますが、ジェイルに相談する事があるので残ります。
「ジェイル、ガジェットの武装化したものを売り出す事になりました。その為に、バッテリーに変えて、実弾を装備したものを製作してください。」
「それはいいが、良いのかね。」
「ハイ、お願いします。それと、アーニャの事ですが・・・。」
「それは、君が決める事だよ。」
「ですが、私は恐いんですよ。私をしてたあの女の様に離れていくのではないかと・・・。」
「トラウマになっているのかね。」
「そうでしょうね。私はあの頃必死になって働き、結婚するためにお金を稼ぐ事に必死でした。そのせいで、私
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