14話
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に合わせて欲しいと言ったのも警護に利用する事が出来ると判断したためよ。それに、このままだと軍部は無理にでも強要しようとするでしょうね。」
「そうですか。」
「そうよ。ガジェットの兵器としての利用は可能なのよね。」
「可能ですよ。その設計はこんな時の事を考えて既にあります。」
「そう用意がいいのね。」
「ただ、もう少し時間をください。生産ラインを整える必要もありますし、心の整理も欲しいですから。」
「具体的には、どれくらいなのかしら。」
「1カ月で試作品を見てもらいます。それで判断してください。」
「わかったわ。」
「では、下がらせてもらいます。クルシェフスキー卿。」
「1カ月後に会いましょう。」
〜回想終了〜
これが、2日程前の話です。
いろいろと疲れましたが、エリア11に工場の建造することと私の事は外に漏らさない事を条件にはしましたが、いつまで、秘密にできるかが心配です。
また、この出来事はある程度予想する事が出来た事なのでそれ程驚いてはいないのですが、I・D社としては、変化をもたらす事になるでしょう。
また、ランスロットの設計図ですが、GPに変化する事が可能で10万GPになりました。
2万GPを使用し、空間を広げましたが、それ以外には今のところ使用していません。
ジェイルは、最近、実験棟に籠り、外にほとんど出てきませんでしたが、今日やっと出てきました。
そして、みんなを呼び出しました。
「どうしたのですか、ジェイル。」
「やっと、完成したんだよ。」
「へ〜、二重の念動フィールド出来るようになったんだ。」
「いや出来なかったよ。」
「え、出来なかったんですか。」
「というよりも、したくは無かったんだよね。元々、強力なフィールドを2つに分けるなんて勿体ないじゃないかい。」
「じゃあ、どうするんですか。ゾル・オリハルコニウムでも耐える事が出来なくなる可能性がありますよ。」
「そうだね。T−LINKシステムで増幅された念で念動フィールドを使用すれば、想像以上の負荷があり、まず関節は数回で部品を交換しないといけないだろうね。」
「そうだよね。その心配もあったね。」
「そこで、戒の言っていたヒントを基にゾル・オリハルコニウム自体に念動力を流す事により、特殊なエネルギーを発生させる事により、ゾル・オリハルコニウムを保護し、装甲自体も強度が上がる有機高分子の結晶核の状態を発見する事ができたんだよ。それにより、念動フィールドの負荷にも耐える事が出来るはずだよ。」
「あめでと〜う。それを、ずっと探していたのかい。」
「アイデアは良かったんだ、それを、形にしてこそ天才という物だろう。」
「それは、そうですが定期的には外の出てきてください。中で死んでいるのではないかと心配したことが、何度かあ
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