第十話 風の令嬢その十
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そしてその火で、よね」
「ああ、そうさ」
その通りだという返事だった。
「この火であんたを倒してやるさ」
「厄介なことね」
「確かに植物ってのは火に弱いんだよ」
このことは言うまでもない、特に木は燃えやすい。
「そういうことだよな」
「くっ・・・・・・」
「じゃあ行くぜ」
薊の目は鋭い、形勢が己にかなり傾いていることは確信している。しかしそれと共に油断はしていなかった。
そしてだった、その棒を両手に持って。
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