第7話 民間軍事プロバイダ
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sideハワード・グラス大統領
「本当に良かったのかね、三島君」
「と、言いますと」
「第201戦闘航空団の事だ
彼等に対してあの様な扱いで」
「あの様なと言うと部隊の編制がですか」
「それもあるが特務権限の剥奪と階級降格は、やり過ぎではないかね」
「これは、適切な判断であると私は、考えます」
「ふむ、そこまで君が言うのなら君を信じよう」
三島君にも考えがあるようだ
本来なら彼等には、この船団でのそれなりの権限を与えなければならないのだが致し方ないか
本国から送られて来たエリート部隊に対して行わない措置ではあるだが
仕方ないと言えば仕方ないと言える
派遣されたのが第201独立戦隊VF-Xスカルハウンドとなれば警戒しない方が可笑しいのだから
VF-Xスカルハウンドは、現在の新統合軍地球本部の懐刀として有名な部隊だ
新統合軍政府が新体制になり移民船団による独自政権が認められたがそれに反対する勢力もありその勢力に対する抑止力として設立されたのが第201独立戦隊VF-Xスカルハウンドだ
設立当時は、抑止力になっていなかったが設立してからの1年間で数多くのはぐれゼンドラーディとの戦闘で死者0、短時間で敵勢力の殲滅などをした為に
2年目以降は、抑止力として働き反対勢力の動きも膠着化した
スカルハウンドの隊員は、無人機10機分の活躍をすると迷信染みた噂が立つ程に
さすがに無人機10機は、言い過ぎだと言えるがスカルハウンドの隊長のシュウジ如月に関しては、無人機20機分の活躍をすると言えるだろう
さすがは、本国から特務権限を与えられるだけの実力があるだけは、ある
例えビクターと接触しても彼等ならこの船団を守りきってくれるだろう
sideout
sideアンダーソン艦長
「ここがSMSだな、さてアンダーソン君
ここに君の知り合いがいるそうだけど」
「はい、資料を見ましたが間違いないかと
二人とも軍を辞めたのは、知っていましたがまさか民間軍事プロバイダに入っていたとは
二人とも優秀な軍人ですよ腕だけなら」
「そうか
なら、私がワイルダー大佐に挨拶して来るからその知り合い会いに行くといい」
「いえ、挨拶なら二人で行えば」
「いや、1人十分だ
着いてくるなよ」
と如月隊長が行ってしまった
普段なら他人に任せてしまうのに珍しいな
まぁ、久々の再会だから会話が弾みそうだな
そのまま中に入って行く
sideout
さて、ここがSMSの母艦のマクロス・クォーターか マクロス・クォーターと言うからには、変形するんだろうな
アンダーソンの驚愕する顔が浮かぶあの戦艦マニアには、時々困ることがある
前にキリシマ型宇宙巡洋艦のことで5時間も解説して来たことがあ
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