暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 世界を渡りあるく者
第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
第四話 束の間の休息
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
トが住んでいるビルの屋上に行く

「おまたせー」

「待った?」

「いんや、ジャストタイミング」

ここでなのは達を鍛える。そういうことを今日からしていこうと思う

といっても俺が教えられるのは近接戦闘だけなんだがな

フェイトに対しては獲物の扱い方をもう少しうまくできるように教えたいと思う

なのはに対してはいかに早く自分の間合い、即ちミドル〜ロングレンジに持って行くかだよな

この二人は見事に適性レンジが反対なんだよな

でも、だからこそこの二人が協力すればどんな敵にでも勝てるだろう

後方からの強力な射撃援護を受けながら近接戦闘で相手を翻弄する

完璧なコンボだろう。正直、この二人の相手を同時にしたら今はまだ大丈夫かもしれないけどいつか負けるだろうな




「ふっ、はあ!」

「狙いが甘いな。もっと相手の隙を的確につけ、それだけの動体視力と反射神経はあるんだから」

フェイトとの訓練は木の棒を使ってチャンバラみたいなことをしている

フェイトの本領は高速移動による翻弄だろう。仮にそれができない場合の指導をしている

武器を操る速度も早いからそれを活かして、相手が産んだ僅かで小さな隙を的確に突くという稽古をつけている

なかなか早く教えたことを吸収しているので結構驚いている

もっと時間がかかるものだと思ってたんだけど...

これならとりあえずなのはの方に移っても問題ないか

「よし、とりあえず休憩な。ちゃんと水飲めよ」

「うん」

フェイトを壁際に座らせて、俺は素振りをやっているなのはの方に向かう

「さてと、なのはは避ける練習な」

「え?それだけなの?」

それだけというが俺の攻撃を避けるってお前には辛い気がするぞ?

もともと空間認識能力が高いなのはだ。動体視力を伸ばすことは割と簡単だろう

動体視力が付けば避けることも格段にやりやすくなるはずだ

というわけで

「いくぞ!」

「え、ちょっ!!待ってええ!!」

最初は問答無用で攻撃して慣れさせる











「「つ、疲れた....」」

稽古が終わるとなのはたちはすぐに座り込んでしまった

そんなに疲れるようなものでも......あったか

「これ位をデバイス戻ってくるまでずっとやるからな」

「えぇ...」

嫌なそうな声を出すなのは

「これくらいで根をあげたらあいつらには勝てないぞ?」

「む、それは嫌だ」

「うん。今度はちゃんとお話したいの」

闘争心はばっちしか。まあ、それなら実力は伸ばせるだろう








ここでなんだが俺の平日を見せようと思う


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ