暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第51話 バルトvs零治?再び………
[7/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
のだろう?奴等にとっても今回のワシの失敗はかなりの有力な鍵となる。例え、ヴェリエ元帥がワシを庇おうとももはや、どうする事も出来ないだろう………」
「何を弱気になっているのですか!!あなたが今その席を離れればやっと良くなった地上部隊がまた前に戻ってしまう!!そのためのバリアアーマーだったじゃなかったですか!!」
そんなオーリスの叫びもレジアスの心には届かない。
「それがこうやって失敗したのだ。守る立場の者達が操られ、逆に襲う………ワシの判断で決めた以上責任は取らなくてはならん」
「中将!!」
「らしくないな。昔はもっとギラギラしていたはずだが………?」
不意に聞こえた懐かしい声。思わずその声に反応し、身を乗り出してしまった。
「何故お前が………」
「久しぶりだなレジアス」
久しぶりの再会にゼスト・グランガイツは淡々とそう答えた………
「どうしたんだい大悟君、加奈君?」
部屋に入った2人を立ち上がり迎えるヴェリエ。
「ヴェリエ元帥あなたに聞きたい事があります」
「何だい?」
「あなたとクレイン・アルゲイルの関係についてです」
そう淡々と答えた大悟の答えにヴェリエは『やはり………』と心の中で思った。
「関係と言っても私と彼は特に接点は無い。彼は只の元・管理局技術者だ」
「そして以前は冥王教会の技術者でもあった………ですよね?」
「………いや、そんな話は知らない」
冥王教会と言った言葉が出てきた事に少々驚きながらもヴェリエ元帥は表に出さない様に答えた。
「………ヴェリエ元帥、あなたは黒の亡霊の正体を知っていますか?」
「正体?………さあ?」
その答えは本当だった。実際にヴェリエは零治が黒の亡霊だとは知らず、映像だけで、その戦い方に魅入られた。
「私も出来ればぜひ会ってみたいよ。彼のお蔭でバリアアーマーと言った発想が生まれたんだからね」
「バリアアーマーって発想が生まれた………か」
そう呟くと残念そうに落胆する大悟。
そんな大悟の反応を不思議そうに感じている中、続けて大悟は質問をする。
「何時からバリアアーマーの製作に取り掛かりましたか?」
「製作は私が正式に元帥になってから。発案は………かなり前だな。恐らく黒の亡霊の姿を実際に見た時かもしれない」
「見た時………?」
「ああ。圧倒的な攻撃、鉄壁の守備………あの姿こそ未来の魔導師に必要な姿と私は思った。『皆が安心して生活できる平和な世界』その世界にはあの守護神は必要だと思った。しかしそんな力はあの時の私には無く、頭の中にずっとあの姿があった。そしてそんな時だった。彼にあったのは…
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ