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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第51話 バルトvs零治?再び………
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のは。
「………何勝手に勝ったつもりでいるのよ?」
「えっ?」
振り向くなのはに放たれる一閃。
「あ………れ………?」
何時の間にかなのはの後ろに居た零治にバリアジャケットを斬り裂かれ、落ちていく。
「眠りなさい本当のエース・オブ・エース。そして夢と共に世界が終わる日まで一生地面に這いずり回っていなさい………」
その零治の言葉に反論出来ずに静かになのはは落ちていく。
「なのは!!!零治、てめえ!!!」
「あなたは彼女の様に生半端な事にはしないわ。あの子が死んで世界が崩壊する前に何か可笑しな事になったら大変ですものね」
「なのは!!!」
そんな零治の言葉を無視し、動かない体を無理矢理動かして、何とかなのはの落下地点まで間に合ったバルトはなのはをキャッチした。
「ぐぅ!?」
人の重みと落下による負荷で、更に軋む体。
「なのは、なのは!!」
「うぅ………」
傷は浅く、バリアジャケットを斬り裂いて肌が見える様に斬り裂かれていたが出血はそれほどしてはいなかった。
「なのは、なのは!!」
「うぅ………空は駄目……空が落ちる………!!」
「何を言っているんだ………?」
バルトの言葉に反応せずうなされるいる様に何かを呟くなのは。
「安心しなさい、私の幻惑の炎で夢を見ているだけだから」
「夢?」
「そう。ただしトラウマだけどね。そして………」
ふとバルトの視界から消える零治。
「あなたはここで死ぬ」
「ぐふっ!?」
後ろから声が聞こえてきたと思えば、お腹から熱い痛みが湧き上がる。
「か…たな………?」
バルトのお腹から真っ直ぐ刀が刺さっていた。
油断していた。雷神化もせず、なのはを何とか受け止めたバルトに防ぐ手立ては無かった。
「さようなら。あの子は私達がしっかり道具として使ってあげるわ。安心しなさい、近いうちにこの子も、そして今抱いている高町なのはもあなたの所へ逝かせてあげるから」
そう言い残して刀を抜く零治。
「ま、待て………」
振り向き、零治を掴もうとするが、力が抜け、なのはともども地面に倒れてしまう。
「ヴィ、ヴィオ………」
バリアアーマーに抱きかかえられ消える姿を見て、バルトは意識を失った………
「私だけど………無事、聖王のクローンは回収したわ。それとバルトマンとバルト・ベルバイン2人の排除も完了した」
事件のあった会場から2kmほど離れたビルの屋上。混乱している会場が見えるその場所で零治はクレイン・アルゲイルと連絡を取っていた。
『そうかいご苦労様。神崎大悟と佐藤加奈はどうだった?』
「見ていない
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