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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第370話】
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さが原因だけというのなら多分成長は見込めないだろう、幾ら才能があっても、機体の燃費の悪さを原因にするなら正直ラウラだってAICの燃費の悪さは一夏の零落白夜に次ぐのだから。
「てかさ、それだとお兄ちゃんだって第二形態移行してるじゃん。 でも織斑君、いつもうちのお兄ちゃんを見下すような上から目線で言ってるし」
「別に上から目線で言ってねぇよ。 てか、そんなつもりで言ってる訳じゃねぇし」
そう言う一夏だが、明らかに俺自身、下に見られてる様に感じる事が多々あるのだが……。
「……まあいいわ、多分貴方と言っても平行線にしかならないと思うし。 話は戻すけど……じゃあ、貴方は燃費さえ悪くなければ他の代表候補生――ううん、専用機持ってない子にも勝てるって言うの?」
「おぅ。 俺だってこの半年、遊んでた訳じゃねぇんだ。 努力だってしてる、そうそう負けねぇよ。 ……それに、専用機と訓練機じゃ、機体性能の差が歴然だぜ? 昨日ヒルトに負けたのだって、ただカウンターをモロに受けて倒れた俺への追撃で負けただけなんだし」
何となく言い訳にしか聞こえないのは気のせいだろうか?
……一夏って、今思うと四月辺りはまだまともだった気がするのだが……確かに男がどうだのウザい事は言っていたが。
「そう言うならさ、次に来た子と今度模擬戦してよ。 貴方が強いのなら、楽勝でしょ?」
「おぅ。 何ならハンデを付けても良いぜ。 機体性能の差、あるんだしな」
「ハンデ? 何を言ってるのよ。 両者共にハンデ無し、機体機能制限も無しのいつも通りのレギュレーションに決まってるじゃん」
「良いのかよ? 俺のワンサイドゲームになるかもしれないぜ?」
一体本当に何処からその自信が来るのかが本気で知りたくなる。
確かに専用機持たない子ばかりだが曲がりにもIS学園生徒、ランクも最低でもDランクで入学し、普通に一夏のBランククラスは一組でも半数以上居るし、A-評価を含めても十人以上はいる。
中には燻って操縦者への道を諦める子も居るが、少なくとも諦めずに訓練機を借りて必至に練習に明け暮れる子も居るのだ。
「良いわよ? 強いって言うならワンサイドゲームにしても。 ……でも、専用機持ってないからって、自分より下に見ると痛い目見るよ?」
美冬がそう言うと、廊下の向こう側から複数の話し声が聞こえてきて教室に入ってきた。
「おー? ヒルトー、美冬ー、織斑ー、おはよー。 美春もおはよー」
「お、おっすヒルト。 おはよう……てか美冬、織斑もこんな所で何してんだ?」
「ヒルト君、おはよう♪ ……何か、一触即発な空気?」
入ってきた順に玲、理央、鷹月さんだ――教室の入り口付近
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