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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第369話】
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ていた。
「うーん、シャルはやっぱり前より大きくなったね? 多分今86ぐらいかな? ラウラはあまり変わらないけど……感度が良いよね♪」
美冬の声も、既に快感に支配されかけていた二人の耳には届かなかった。
カラカラカラ……脱衣場の戸が開く音が聞こえ、さりげなくISの一部分を展開してハイパーセンサーで確認する美冬――入ってきたのは、鈴音とそのルームメイトのティナだった。
二人して一糸纏わぬ姿で入ってくるが、胸囲の格差社会があそこにあると思うと鈴音が不憫でならない。
部分展開を解除し、シャルとラウラの乳房を揉む手を止め、解放すると二人して気だるそうに風呂に凭れると、肩で大きく交互に呼吸をした。
そんな二人を他所に、美冬は鈴音とティナの二人を待つが、彼女達二人は滝湯側へと移動した為、残念だと思いつつ新たなターゲットを探し始める。
流石に周りにいた女子は、被害が及ばないように警戒をするものの、美冬の事自体は嫌いではなく、友達として好意を抱いていた。
カラカラと、また脱衣場の戸が開く音が聞こえ、再度部分展開を行うと入ってきた子を確認――何と山田先生と織斑先生の両名だった。
一年生担当の教職員は基本、一年の後に風呂に入ると訊いていたため美冬も他の生徒も驚きの表情を隠せずにいた。
かけ湯を終えた二人は、タオルを頭に乗せて湯船に入ると織斑先生が――。
「む? ボーデヴィッヒ、どうした? デュノアも、二人して逆上せたのか?」
「「…………」」
二人して顔を横に振る――怪訝な表情を一瞬浮かべるも、織斑先生は「そうか」と一言言い、湯船に肩まで浸かった。
「ふぅ……。 いい湯ですね、織斑先生」
「そうだな。 風呂に入ってる時が一番の至福の時間だ」
「そうですね。 今日も一日お疲れ様でした、織斑先生♪」
「うむ。 山田先生もな」
二人して労いの言葉をかけるその背後に回る黒い影――美冬はあろうことか、織斑先生に狙いを絞ってチャンスを伺っていた。
ハラハラとした表情で周りにいる女子は美冬を見つめる――だが、誰も止めようとはしない……何故なら、もしかすると織斑先生の新たな一面を見られるかもという淡い期待な物を抱いていたからだ。
流石のラウラも、呼吸を整えたのか美冬が自身のかつての教官に狙いを定めてるのを見て、ハラハラしつつも止めようとはしなかった。
少しずつ近付く美冬――その距離、僅か三メートル。
IS学園の大浴場の風呂は、下手な銭湯より遥かに多い人数が入れる様になっている――これも、国の税金をふんだんに使った結果だろう。
二メートル背後に接近――ドキドキと高鳴る鼓動を抑え、慎重に機を窺う美冬――ハラ
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