燃えろガンキャノン
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た
「I have a control. シロウ・イクサバ、ガンキャノン出撃する!!」
制止の声を無視して士郎は戦場へと向かった
・・・その頃戦場では・・・
「黒い亡霊は出ていないか・・・今のうちに白いMSを墜とさせてもらう!!」
「ちぃ!シャアだけでも大変なのに周りを囲まれた!」
シャア率いるMS部隊に囲まれたアムロはなすすべなく防御に徹していた。
しかしそれも士郎とのシミュレーションにより鍛えられた勘でなんとか持ちこたえているという非常に危うい状況だった
「このままじゃ、墜される!!」
そうアムロが覚悟したとき、センサーの範囲外から放たれた実弾が1機のザクの腕を破壊した。
そしてアムロの元に心強い兄からの通信が入った
「アムロ無事か!?」
「はい!援護ありがとうございます!」
「いいってことよ!」
近づくガンキャノンはかなりの速度で移動しつつも狙いたがわずビームを放つ
距離があるため直撃とまではいかなかったが、部位破壊、武器破壊という結果をもたらした
「7機か・・・狙ってる暇はないんでな、乱れ撃つぜ!!」
アムロはその後の光景を見て思った・・・大尉って嘘つきだ
なぜなら両肩のキャノン砲もビームライフルもヘッドバルカンも見事に全弾敵に向かっているのだから。
敵機は皆、防ぐことで手一杯だった、あのシャアさえも、だ
ガンキャノンが見事な乱射?をしている間にガンダムは狙いを定めて1機、また1機と敵を落としていく
しかし、3機を墜した時に1機のザクが重力に引かれそのまま焼け死んだ。
思えば戦闘開始から6分、遠くではホワイトベースが突入を開始していた。
「アムロ、3秒後に敵を離すからホワイトベースまで戻るぞ」
そう言ってきっかり3秒後、士郎はハンドグレネードとスプレー弾を撃って敵を牽制した
そしてホワイトベースへ戻る。シャアの方も限界だと感じたようで降下用カプセルの方に行った・・・たった1機を除いては
「クソッあいつぐらいなら墜してやる!」
それはアムロの慢心だった。士郎のおかげで実力を身につけたが実戦経験の少ないアムロは引き際を読み間違えたのだった
その後、ザクを落とすことは可能だったが、やはりというかホワイトベースまで戻ることは不可能だった。
「こんなに重力が重いだなんて・・・このままじゃ焼け死ぬ!」
「アムロ!耐熱シートを使え!!」
やはりアムロに救いの声をかけたのは士郎だった。士郎は耐熱シートを使えと言いながらガンダムに近寄っていった
そのことに驚くアムロだったが、言われた通りに耐熱シートを広げた
「熱が下がった!でも持つのか?」
「アムロ!俺のも使え」
熱が下がりきらないガンダムを
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