燃えろガンキャノン
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「それにしても大尉はどこからあんなMSを持ってきたんですか?」
「人には聞かないほうがいい秘密というのもあるんだぜ、アムロ」
今回は大気圏突入の準備でブリッジが忙しいため問い詰める役がアムロになっていた。
しかし、アムロはこれまで色々と世話になって来て、歳も近いことから士郎のことを兄のように思っていたために問い詰めもあっさりしたものだった
「大尉はシャアがこのまま引き下がると思っていますか?」
「いんや、もう一回ぐらい仕掛けてくるんじゃねえかな」
「僕もそう思います。シャアのムサイにはもう大した戦力もないはずなのに何故か攻撃してくる気がするんですよね」
この時、士郎はアムロが確実にニュータイプに覚醒しつつあることを悟った。
最近のシュミレーションでのアムロとの対戦でも少しずつだが勘が良くなってきているのは感じていたが、こことむこうの距離でも敵意を感じれるようになっているのだから
「まあなんだ、シャアが攻めてきたときにガンダムには大気圏突入のオプションが付いてるからって無茶すんなよ」
そう言って士郎はガンキャノンのもとへと向かった
アムロはそんな姿を見ながら首をかしげながら小さく「はい」と返事をしただけだった
・・・一方ブリッジ・・・
大気圏突入まで後8分といったところでブライトが艦内放送を行った
「只今より8分後に大気圏突入を行います。揺れることもありますがご心配なさらず。
各船員は持ち場にて作業を行うように。シロウ大尉、アムロ君も各MSにて待機するように。」
そう言って回線を切ってすぐにレーダーに反応があった
「敵機発見、こちらに接近中。数は・・・7機です!!」
「7機だと!?シャアめ、勝負をかけてきたか。MS部隊発進!4分以内には帰還するように伝えろ!!」
「了解です。アムロ、ガンダムいっきまーす!!」
あの有名な掛け声とともにガンダムがカタパルトから射出され、再び準備のできたカタパルトにはガンキャノンが足を乗せていた。
「大尉、その機体では無理です。戻ってください!」
セイラが止めるのもそのはず。士郎ののるガンキャノンは左腕もとりあえず付けただけという状況であり
ブースターの方も完全に修復できたわけではなかった。
「アムロに7機も相手にさせれるか!どっかで無茶しねえといけねえなら今やってやる!」
誰も何も言えなかった。士郎の言うことにも一理あるがやはりガンキャノンでは無茶があるのだ
しかし、先ほどのヅダは大気圏突入中なんかに出せば一瞬で空中分解するような代物なのでガンキャノンしかないのも事実だったからだ。
そうこうしてる間にカタパルトは射出シークエンスに入ってい
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ