第9話 ゼレフ書の悪魔
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妖精の尻尾最強候補の魔導士って言われてるくらいだよ」
「………凄いわね」
「これで終わりだよ」
とどめと言わんばかりに雲雀はトンファーを全力で叩きつけた。
『バ、バカな……』
轟音と共にララバイは倒れた。
「見事」
周りのギルドマスターや妖精の尻尾の魔導士が喜ぶ中マカロフはニッと笑って6人を見ていた。
「あれが妖精の尻尾の最強チーム。
ボンゴレだよ」
「あの6人……凄い!」
ルーシィが並んでこっちに戻ってくる6人を見て感激する。
「獄寺君、お兄さん。大丈夫なの?」
「えぇ、このくらいの事俺にとっては余裕………やっぱりダメっす」
「極限にへっちゃらだーー!!…………無理だ」
「ちょ!無理しちゃダメだよ、2人とも!!」
「ボス、ここ切れてる」
「あれ?本当だ。いつ切ったんだろ?」
「群れるのは嫌いなんだ。ここで全員咬み殺す!」
「まぁまぁ、落ち着けよ、雲雀」
「………君から咬み殺そうか?」
腹痛でうずくまる獄寺と了平を心配するツナにそのツナの頬に絆創膏を貼るクローム。そして、トンファーを構えて今にも暴れそうな雲雀をとめる山本。とてもゼレフ書の悪魔の一つを倒した者達の光景とは思えないものだった。
「くそー、ツナ達め……俺があいつを倒してやるつもりだったのに」
「まったくだ。あの6人でいいとこ取りしやがって……」
「まぁまぁ、無事解決したんだからよかったじゃない」
「あい!」
「あぁ。本当に全てかいけ……つ……」
エルザが言葉を止めた。ある方向をみて驚いている。エルザが見ている方向を全員でみた。そこには……
『定例会場が……』
雲雀がぶっ飛ばしたララバイのせいでボロボロに崩れ落ちた定例会場だった。
「かっはっはっは!!ボロボロになっちまったな、ツナ」
「ちょ、これどうするんだよ!!……そうだ、雲雀さんは!?」
ララバイをぶっ飛ばした雲雀はいつの間にかいなくなっていた。
「いねぇー!?」
「あの野郎、一体どこに………」
「まぁ、雲雀らしいっちゃらしいけどな」
「極限にどこいったのだ、雲雀!!」
「………幻覚で誤魔化す?」
5人は顔を見合わせて頷き……
「「「「「すいませんでした!!!」」」」」
逃げることにした。
『までー!!あいつらを捕らえろ!』
「おっしゃ、任せろ!!」
『お前は捕まる側だ!!』
ツナ達を追うように命令したギルドマスターに頷くナツ。
「おい、俺達も行くぞ!」
「すいません、マスター。顔を潰してしまって……」
「いいのいいの!どうせもう来ないだろ
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