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真・恋姫†無双 リウイ戦記
十一話 
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いいかもしれないわ」
「そうだな、こちらは騎兵が多かったが、それを指揮するのが霞だけだったからな、これで騎兵の特質をいかせられる」
「そうね、機動力を武器に出来るのは心強いわ」
「しかし、そうなると攻城戦が不得手になるな」
「それは仕方ないわ。どれかを取るのならどれかを諦めないと」
その二人の前に演習で汗を流していた者達が声をかけて来た。
「リウイじゃない、貴方も久しぶりに汗を流しに来たの?」
「お兄ちゃんが来るの久しぶりだよね、エヴリーヌと遊んでよ」
「いや…どうするか」
リウイが悩んでいると詠が発言した。
「いいんじゃない。貴方も月の護衛ばかりで体が鈍っているかも知れないし、新しく入った二人にも貴方の力見せておかないと」
詠の言葉を聞き、翠と蒲公英も同じような事を言った
「そうだな、リウイがどれ位強いのか興味がある」
「うん、リウイさんってエヴリーヌ達より強いって聞いたから気になるの」
「エヴリーヌが大好きなお兄ちゃんだもん。強くて当たり前だもん」
そうしてエヴリーヌとリウイの一騎打ちが行われる事になった。

「エヴリーヌ、今日は俺が相手だ。手加減しなくていい」
「うん!エヴリーヌ負けないから」

二人の目にも止まらぬ攻防にカーリアンやファーミシルス以外が息を呑んだ。
「改めて、リウイの強さがわかったで。うちらエヴたんに手も足もでえへんのに互角以上にたたかっとるわ」
「…うん。リウイ…すごい」
「さすが月様の護衛を任せられるだけの事はあるな」
「こんなに強いとはおもわなかった」
「あ、エヴリーヌさんが負けた」

一同が感心している間にリウイはエヴリーヌの首筋に剣を突きつけていた。
「私が負けちゃった。お兄ちゃんやっぱり強い!」
そう言って、リウイの首に抱きついて来たエヴリーヌをあやしつつリウイは皆に合流した。


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