十話
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
、確かだろうな。その言葉に偽りがあれば、私はお前を真っ先に殺す」
「構いません」
月は馬騰の視線をそらさずに言った。
それを見た馬騰は初めて笑った。
「了解した。この馬寿成。真名は珀と言う。あんたの力になろう」
そう言って、短刀を捨て、月の仲間になると言った。
その言葉を聞き一同は息をついた。
「かあさん、いきなりなにすんのさ」
「ほんと、伯母さんにはびっくりさせられたよ」
「悪いかったね。二人共、それにしても董卓もそこの男も肝が据わっているね」
「暗殺をするなど自分に自信の無い二流、三流の者がやることだ。貴女程の人がそれをする様に思えないからな」
「そうさな、こそこそ殺すなんて私の性に合わないわな」
そうして月は涼州を手に入れ、馬騰らが仲間になった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ