13話
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「どんな感じかね。」
「そうですね。空間全体が自分の意識が広がっていくような感じがします。」
「それはいつもと同じようだね」
「そうですね。」
「じゃあ、T−LINKシステムで機体を動かしてくれないかね。」
「わかりました。」
T−LINKシステムで機体を動かします。
いつも、普通に操縦しているよりも素早くスムーズに腕を動かす事が出来ます。
「どうかね。」
「そうですね。いつも動かすよりも素早くスムーズに動かすことが出来ますね。」
「それは、良かったよ。君には、頭痛でしばらく動く事が出来ないほどになるまで付き合って貰っているからね。」
「ジェイル、いつも、やりすぎる。」
「いいんですよ、アーニャ。これは、自分の為にやっているんですから。」
「そうは言いますが、どう考えてもやり過ぎです。」
「そんなに、凄いのかね。」
「T−LINKシステムは作動中に脳に著しく負担を掛ける。だから、実験中に吐く事もあった。暫く動けなる事はいつもの事。」
「それって、普通の人なら死んでるんじゃないですか。」
「そうだね。それ程の負荷を掛けると良くて精神崩壊、最悪死亡だね。良くやるね。」
「そうですね。本当によくやります。」
「それが、私の義務ですよ。自分の選んだね。」
「それくらいにして、次の段階にいくよ。念動フィールドを発動してくれたまえ。」
「わかりました。」
生身でフィールドを張る感覚で念動フィールドを張ると機体全体が軋み始めます。
その為に、念動フィールドをカットします。
「大丈夫かね。」
「大丈夫ですよ。」
「それは、良かった。実験は終了するから降りてきてくれたまえ。」
「わかりました。」
そう言って、コクピットを出てみんなの元に戻ります。
いつもと違い、それ程疲労せずに終了した事に少し違和感を感じながら。
「大丈夫だった。戒。」
「大丈夫ですよ。アーニャ。」
「戒の大丈夫はあってにならない。」
「そうですね。いつも、アーニャには心配を掛けています。」
そう言って、アーニャの頭を撫でます。
「戒はいつも、子ども扱いする。」
アーニャはそう言って、頬を膨らします。
「すまないね。アーニャ。」
「今度、私の作った料理食べてくれる。」
「ええ、いいですよ。前に教えたことは守れますね。」
「わかった。」
前回はセシルに料理を習っていた為に、とても、甘い食事を頂きました。
完食はしましたが、アーニャに言いました。
人には味付けに好みがあるという事をその為に甘すぎる料理は、私の口に合わない事を伝えると「わかった。」と頷いていました。
その後で、どんな味付けが好みなのかを聞いて来たので一緒に料理の練習をしたので大丈夫だと思います
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ