暁 〜小説投稿サイト〜
時空を渡る精霊
温泉
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その女の人なんだけど、この間の子の関係者だと思うの』

『フェイトの関係者か……まぁフェイトがいるってことはジュエルシードがこの近くにあるのかもな』

『じゃあ早く見つけなきゃ!!』

『落ち着いてなのは、今はジュエルシードの反応を感じないしとりあえず様子を見たほうが良いと思う』

ユーノがなのはを落ち着かせる。

『それにしても、なんでなのはにわざわざ接触してきたのか……』

『それも含めて様子見なんだね』

『ああ、けど警戒は俺がしておく。二人は休んでくれ、せっかくの旅行なんだ』

『お兄ちゃんもちゃんと休んでね』

『分かってるよ』

とりあえず念話を終わりにすると、アリサは思い出したのか不機嫌になっていて。

「まったくなんだったのかしらあの酔っ払い!」

「落ち着いてアリサちゃん」

すずかになだめられとりあえず落ち着いた。
それから俺たちは卓球とかをやりに行くことになった。



そして夜、皆が寝静まった頃。

ジュエルシードの気配に俺となのはたちは目を覚ます。

「急ぐぞ、なのは、ユーノ」

「「うん」」

こっそりと旅館を抜け出し走る。
その途中で変身していった。ユーノは人型で走る。



そして橋の上にフェイトと獣耳の女性がいた。
獣耳の女性が

「あーららあらあらあら、子供は良い子でって言わなかったけか?」

挑発するように話しかけてくる。だがユーノはフェイトの持ってるジュエルシードを見て。

「それを、ジュエルシードをどうする気だ!!それは、危険なものなんだ!!」

「さーね?答える理由が見当たらないよ。それにさぁ、あたし親切に言ったよね?良い子でないとガブッといくよって」

その瞬間、獣耳の女性は姿を変え狼のような生物になる。

「魔物か?」

「いいや、あいつはあの子の使い魔だ!」

「使い魔?」

その返事を狼になった女性が

「そうさ、あたしはこの子に作ってもらった魔法生命。製作者の魔力で生きるかわり、命と力の全てを使って守ってあげるんだ」

そう言ってからフェイトのほうに向く。

「先に帰っててすぐに追いつくから」

「それはだめ」

「なんでさ!」

「エミルは強い」

「もしかしてあの紺色のガキがフェイトを倒したっていうやつかい?」

「うん」

「だったらお返ししてやんないとね!」

そういって狼の女性が襲い掛かってきた。
俺はユーノに向かって叫ぶ。

「今だユーノ!!」

「分かった!!」

俺が相手にバインドを使い動きを封じ、その間にユーノは即座に狼の女性と俺に移動魔法を発動させる。

「なっ!!移動魔法!!」

「なのは、ユーノが
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