暁 〜小説投稿サイト〜
時空を渡る精霊
もう一人の魔法少女
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遅れてくる。すると近くの木の上に相手が下りて来た。

「同系の魔道師。ロストロギアの探索者か……」

『気をつけてこの子、僕と同じ世界の住人だ!』

ユーノが念話で注意を呼びかける。

「バルディッシュと同様のインテリジェンスデバイス」

「バルディッシュ……?」

「ロストロギア、ジュエルシード」

『Scythe form Setup.』

少女の持つ黒い杖が変化し金色の刃を生み出し鎌のようになる。そして少女はそれを構える。

「申し訳ないけど、いただいていきます」

そう言って少女は行動に出る。なのはは戸惑ってるようで動けない。なのはの前にエミルが飛び出し

「ぼさっとするな!」

『Protection.』

紺色の光の盾が黒い少女の攻撃を防ぐ、そしてなのはをかかえ距離を置く

「なのは!」

「う、うん」

黒い少女はバルディッシュを構える。

『Arc Saber.』

少女がバルディッシュを振ると刃の部分が飛び出し回転しながら俺たちに向かう。
下にいたユーノが魔法を発動させ、エミルたちの前に緑色の壁ができる。

そこに黒い少女が飛んできてバルディッシュを振るった。

俺は剣、スピリットハートで応戦する。
なのはは、その様子に

「なんで?何で急にこんな?」

「こたえても、多分、意味はない」

その瞬間エミルは少女を弾き飛ばす。
少女は木の上に乗り、バルディッシュを変形させ

『Device form.』

なのははレイジングハートを構える。

『Shooting mode.』

『Divine buster Stand by.』

少女はなのはたちにバルディッシュを向け

『Photon lancer Get set.』

二人は構えあう。俺とユーノは攻撃に備え準備する。
そしてその時、倒れていた猫が声をあげる。なのははそれに気をとられ
少女はそれを見逃さなかった。

「ごめんね」

『fire.』

瞬間強烈な閃光がなのはに迫る。ハッとなったなのはの前にエミルとユーノが飛び出し

『Protection.』

二人で攻撃を凌ぎきる。

そしてエミルは少女に向かって飛ぶ、そしてスピリットハートを振り上げる
少女はバルディッシュで何とか防ぎ堪える。

「っはあ!」

「!」

エミルが少女を吹き飛ばし

「悪いが、ジュエルシードを渡すわけにはいかない。退いて貰おうか」

スピリットハートを構え詠唱する。

「揺蕩う闇の微笑、スプレットゼロ!」

少女の目の前に黒に近い紫の玉ができ破裂する。そして少女はさらに吹き飛ばされ木にぶつかる。

「っく!」

少女の
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