失敗
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い?」
「エミル?」
「近づかないと封印できないんじゃないか?」
「うん、そうだよ……でも」
「なのは、今はジュエルシードを封印することに専念するぞ」
真剣な表情になったなのはが答える。
「わかってる。見つければいいんだよね?」
「ああ」
そう言ってなのはの頭を撫でる。
「何を落ち込んでたかは知らないが、後でそのことを相談にのる。だから今はジュエルシード封印のことだけ考えろ」
「うん!」
撫でるのをやめるとなのはは、少し離れる。
『Area Search』
「リリカルマジカル!探して!災厄の根源を!」
なのはから桜色の光がいくつも飛び出し散っていく。
そして……
「見つけた!いくよ!レイジングハート!!」
『Shooting Mode』
『Set up』
「いくらなんでもこの距離じゃ無茶だ!」
「いや、大丈夫さ、なのはなら」
エミルはユーノを止め見守る。
「いって!捕まえて!」
桜色の砲撃が飛んでいく。
『Stand by Ready』
「リリカルマジカル、ジュエルシードシリアルX封印!!」
『Sealing』
街に桜色の光が広がり樹が消えていく。
ジュエルシードもレイジングハートに回収される。
『Receipt Number X』
『Mode Release』
「ありがとう。レイジングハート」
『Good Bye』
なのはの服が元に戻る。俺も元の服に戻しじっとなのはの言葉を待つ。
すこし間をおいてからなのはが
「私、いろんな人に迷惑かけちゃった」
「え!?何いってるんだ!なのははちゃんとやってくれてるよ!」
「気付いていたんだ。あの子が持ってるって事、でも気のせいだと思っちゃった」
「そのことだが、俺もだ」
「「え?」」
俺の言葉になのはとユーノが振り返りながら驚く。
「俺はサッカー場にいたとき気付いた。どこにあるかは分からなかったがな、でもそのあと質問攻めにあったときに忘れてしまっていた」
俺はため息をついて
「それがまさかこんなことになるとは思わなかった……大失敗だ。でもな、なのはそれにユーノ。俺達はそれぞれ失敗したが、しなきゃいけねぇのは落ち込むことじゃねぇだろ?」
「「……」」
「これからどうするかが大事なんだ。次にこんな失敗しないようにな」
俺はユーノとなのはの前に来る。
「お前らはこれからどうするんだ?」
「私、今まで自分なりに精一杯でユーノ君のお手伝いしてたけど、本当の全力で自分の意思でジュエルシードを集める!もう絶対こんなことにならないように!!」
「僕は
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