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時空を渡る精霊
失敗
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の恥ずかしい呼び名は……言い始めたやつ調べ上げてしめてやる……)

密かに呼び始めたやつを恨むエミルだった。

試合はやけになったエミルの猛攻により、10対0の大勝利を収めた。



その後、翠屋にて大騒ぎになり俺はサッカーのメンバーに質問攻めにされ、ユーノはすずかとアリサにもみくちゃにされていた。その時ムーも一緒にもみくちゃにされてたが……
※ムーは特殊な封印を施して子犬みたいになってます

その後ふらふらになった俺とユーノは、一旦家に帰るというなのはと士郎について行った。
質問攻めで疲れた俺はジュエルシードのことをすっかり忘れていた。



家に帰って自分の部屋でいた俺と部屋に来ていたユーノは雑談をしていた。

「そういえば、なのはの魔法はどうなっている?」

「すごいスピードで上達してるよ」

「そうか」

「彼女はすごい才能を持っている。僕なんかじゃ、もうかなわないくらい」

ユーノは自分を卑下しすぎている気がする。

「ユーノ、お前は補助するのが得意なようだし、その点に関してはすごい才能があると俺は思う」

「え?」

「補助は重要な役割だ。補助するやつがいないと戦いは苦しいものになる」

エミルは仲間のことを思い出す。いつもパーティを支えてくれたリフィル。すごく助かったことが何回もあった。

「いっそ、攻撃捨てて補助を極めたらどうだ?お前ならすごい魔法使いになれそうな気がするしな」

ユーノは少し悩んだ後。

「うん、僕は補助を極めてみる。ありがとうエミル、ちょっと自信がついたよ」

自信をつけようと思っていたのを見抜かれたかな……わりと鋭いし、だがそれ以外にもあるな。

「お前がそう決断するのは、俺が言ったのもあるが、なのはのこともあるだろ?」

「っな!?」

「なのはに惚れ始めてるんじゃないか?」

「そ、そんなことは」

と顔を赤くし始めるユーノ。

「まぁ、がんばれ。なのはを好きになるのは大変だろうけどな」

「へ?どうして?」

「兄さんが黙っちゃいないだろうし、なのはは鈍感だからな」

「な、なるほど」

そんな話をしているとジュエルシードの気配がした。

「!?」

「ユーノ!」

「うん!」

すぐになのはと合流して、ビルの屋上に行って変身する。

そして街の状況を見てなのはは悲しそうな顔をする。

「ひどい……」

「多分、人間が発動させちゃったんだ。強い想いを持った者が願いを込めて発動させた時、ジュエルシードは一番強い力を発揮するから」

それを聞いたなのはは、ハッとなって落ち込み始める。エミルはそれを見て。

「ユーノ。ジュエルシードの位置を割り出すにはどうしたらい
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