第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
第三話 管理局への入局
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となった
「みなさん。もう知っているとは思いますが彼が」
「遠藤蒼炎です。よろしくお願いします!」
リンディさんの紹介を受けて、俺は急ごしらえの敬礼をした
今いるのはアースラのブリッジ、アースラスタッフ全収集のミーティングの時間だ
俺の所属は一旦アースラということになり、ここでの戦闘員の一人ということになった
スタッフのみんなからはよろしく!、お帰り!、とか。果てには生きててよかった....少し泣いてくれた人もいた
本当にごめんなさい。もう二度とあんなことはしないでおこうと誓った
「さてと。本題に入りましょうか」
エイミーが前に一歩踏み出し
「フェイトちゃんの怪我は命に別条はなし、でも異常な点がありました。リンカーコアの収縮による一時的な魔力閉塞です。そんなわけで」
クロノも一歩踏み出し、言う
「本日只今より、このチームにて違法渡航者の捜索をします」
それに合わせスタッフ全員が声を揃えて返事をした。こういうところは本当に軍隊みたいだ
「迅速な事件解決に向けて、頑張りましょう!」
「悪いな、アルティメイタム。無茶させちまって」
俺はアースラのメンテナンスルームに来ていた
そこには壊れたレイジングハート、バルディッシュ、そしてアルティメイタムがポッドの中にいた
「また来るよ」
管理局の中でも腕利きらしいマリーさんに任せてるから問題ないだろうと思い、俺はこの場を離れ自室に向かった
これから俺がするべきことは
「準備完了」
[アカシックレコードへの接続を確認/スーパーバイザー権限確認 アクセス許可]
この間の事について調べる事だな
「検索」
[一致 名称夜天の魔道書/データ送信]
そして俺は知る。夜天の魔道書、闇の書の真実を
もしかすれば、このことを知らなかったら俺は容赦無くあいつらを叩けの目せたかもしれない
でも、これを知ることにより俺には迷いが出来てしまったのだ
それが正しいのかどうかは、誰にもわからない
「うそだろ.....こんなこと。俺は....」
リンクを切断し、ベッドに座り込んだ
俺の両目には涙が浮かんでいた
「どうすればいいんだ...」
ーーいいか、この世には絶対悪は存在しないんだ
そんな先生の言葉が、俺の頭をよぎった
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