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アイドル ハイスクール!
ホラーとアイドル
あなたは私のアイドルよ…4
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河童…日本の妖怪。頭部に皿、クチバシに、背中には亀のような甲羅、手足には水掻きがあるという水辺、水中に住む妖怪。


「ぐうぅぅ……ぐぅぁあああ!!」
河童のような怪物はなおも皿=円盤ノコギリを飛ばしてくる

『あっぶねぇってば!!!』
なんなんだあの河童野郎!!
……?

まさか…あれもホラー!?
てか、あれがホラーだってのか!?
「ぐぅあああああ!!!!」
だとしたら……
『このバカ河童!!なんどもそればっか飛ばしてくんじゃねぇよ!!』
南啼はわざと河童の怪物を挑発した
「ぐぅぅぅぐぁああああああ!!!」
そんなこともお構い無しに更に円盤ノコギリを飛ばしてくる河童の怪物

『なるほど…あのバカ媛の話の通りなら…あれがB級ホラーってとこか…』
つってもな…俺がそれを理解できあとこで何ができるんだっての!
河童のホラーとは約10m程の距離
しかしその距離が、今の南啼にはそうとうの距離に感じていた

『どうすっかなぁ…』

先に仕掛けたのは河童のホラーだった。
『またノコギリか!』
河童ホラーは二発の円盤ノコギリを放った
『そのノコギリには慣れてきたぜ!!』
南啼はなんとかノコギリを避ける……が、振り向いた瞬間
『ッ!?』
「ぐああッ!!」
すぐそばまで接近していた河童が南啼に強力なアッパーを見舞った
ゴッッ!!!!
重たく、そして鈍い打撃音が廃工場内に響いた
南啼の身体は一瞬で上部の鉄骨に叩き付けられた
『グハッ…!?』
そして刹那の内に地面に落ちた
『ぅ…ぐぅ…』
俺にB級以上の力があるかなんか知らねぇけど…全然バカげた力持ってんじゃんよ!
完全に舐めてた!!
身体が…動かない…!!

南啼がかろうじて河童ホラーを見ると
『…ッッ!?』

河童ホラーが四つん這いになり、口を開き構えていた
ただ構えているだけではない事はすぐに理解した


こいつは何かを繰り出すつもりだ!


『動けよ!動けよ!』
まったく身体が動かない
『これって…かぁなり……絶体絶命?』

「ぐぅぅ………ぐぁぁああああああ!!!!!」
河童ホラーの口から水色の光が瞬いた直後

光線が放たれた






「まったく…なぁんでこんなすぐにホラーと出会っちゃってんのよあなたは!」
『バカ媛!?』
「陰媛よ!!!」
河童ホラーから放たれた光線は一直線に南啼に向かっていたが、

南啼の目の前には、盾を持った陰媛が立っていた

『もう追ってきたのか!?』
「今そんなこと言ってる場合?」
『いや、違いますね…』

「B級の光線なんて…効くわけないでしょ!!」
陰媛は河童ホラーの光線を完全に防ぎきった
「ぐあ!?」

「立てる?」
『ま
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