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魔法科高校の有能な劣等生
担任 斎藤磨寒
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ここがと言う事はここを指すなら魔法科高校のはず。
だが、

「あのな、魔法科高校の以前にここは高校と言う学校だぞ。
勉強し学び、たまには遊ぶ。
そして心と体をワンランク高い人間に育てる。
それが学校って奴だ。」

「は、はー?」

「お前は此処で何を学んだ?」

「魔法、友達、勉強?」

最後の勉強については自分でも全く言って理解出来ていないので
何も言えないが一応、何を学んだ?
という質問なので勉強という言葉を入れておくが、

「勉強、ね。」

担任、斎藤磨寒は机の下から何やら紙切れを三枚取り出し、
無月に見せつけるようにして机の上に置く。

「こ、これは、」

「見覚えが有るだら?」

裏返しに置いた紙切れを表に返し無月にまたもや見せつける。
確かに見覚えが有る。
以前、以前、行われたテストの解答用紙
そしてその解答用紙の名前欄には無月 零と書かれている。
間違いなく、自分の字、間違いなく自分の書いた記号
間違いなく暇な時間に書いた、絵
要するにそれは俺の物だった。

「せ、先生
これって先日やったペーパーテストのですよね?」

担任がわざわざここ迄来ているのも有りテストも先生、自家製手作りという。
中々、昔を思わせる紙切れ
そこには驚愕の数字と疑問を思い浮かばせる様な白紙がそこには有った。

「そ、さっき丸付けが終わった所の出来立てだ。」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」

「無月、お前、遅刻するならオールテスト満点にしような(笑)」
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