暁 〜小説投稿サイト〜
時空を渡る精霊
外伝1 魔物
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短いです。初外伝。
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ユーノと出会って三日たった。

今日はなのはとユーノは少し遠出をしてジュエルシードを探しに行っている。
俺は……

「買うものは……」

母さんに買い物を頼まれていた。
今は、スーパーまで歩いてる途中だ。

渡されたメモを見ながら歩いていると、ジュエルシードの気配を感じた。
すぐにメモをポケットに入れ。

「この近くか……!」

気配のするほうに走り出す。

木が立ち並ぶ、林の中に来てようやくジュエルシードを見つけた。

「前見たときより強そうなのが出てきたな…」

見た目は蛇だった。ただ大きさは普通の人丸呑みに出来るレベルだ。
相手に気付かれないように変身する。

「呪文は……めんどくせぇ。スピリットハート・セットアップ」

『stand by ready.set up.』

変身を終えて敵のところに行こうとした時。

『Please wait.』

「どうした?スピリットハート」

『A demon summons is possible.』

「俺の契約した魔物を呼び出せると言いたいのか?」

『yes』

「……よし、やるぞスピリットハート。呪文は心に浮かぶのか?」

『yes Master.』

俺の足元に紺色の魔方陣が浮かび上がる

「……空に響きし咆哮、青き氷の狼よ、我が元に来よ、魔物の王と契約せし守護者、魔物召喚、神話の氷、来よ、フェンリル!」

大蛇の目の前に紺色の魔方陣が浮かび上がり、そこから何かが出てくる。

それは水色と黒が混じった毛並みの巨大な体、すさまじい威圧感を放ちながら大蛇の前に立ちふさがる神話より語り継がれる狼だった。

「アウォォオオオオオオオオオォォォォォン!!!」

フェンリルは遠吠えをする。敵はその声と威圧感で動けなくなっている。

「行け、フェンリル」

俺が命令を出すとフェンリルは息を吸い込み始めブレスを放った。

そして相手が氷漬けになったところに前足を振り下ろす。
氷は砕け散り、敵も粉々になったところで。

「廻りし力よ、このモノに封印を、ジュエルシード、封印」

『sealing.』

『receipt number VI.』

紺色の光がジュエルシードを包み、光が消えた後にスピリットハートを近づけ回収する。

「回収完了だな」

『Good job.』

「ありがとな、スピリットハート」

そして会話が終わるのをお座りの体勢でじっと待ってるフェンリル。

「お前もよくやったぞフェンリル。久しぶりだな」

「ウォン!」

一回吼えて
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