外伝1 魔物
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から近づき顔を舐めてくる。
「ちょ、やめろ!くすぐったいだろ!」
「ワフ!」
「はは、相変わらずだな」
頭を撫でてやると舐めるのをやめて、目を細め嬉しそうにするフェンリル。
しばらく撫でた後。
「さて、俺はこれから用事があるんだ。だからもうお前には帰ってもらわないといけない」
「クゥーン」
耳がへたっとなり、尻尾が力なくだらりと下がる。すごい落ち込みようだ。
「この世界では魔物がいないようでな……すまないフェンリル。また呼び出すからそれまで待っててくれ」
最後にそういって撫でてやる。フェンリルは名残惜しそうにしつつも帰ってくれた。
それから変身をとき、急いでスーパーに向かう。
かなり遅くなってしまった。急いで帰らねば……
家にて
どうしておつかいが遅れたのか正直に話すことになった。
その際、話の中でフェンリルについて話したら皆に興味をもたれてしまい……
「見せて!!」
と言われてしまった。
結局、結界張って人から見えないようにしてから庭で召喚することになった。
フェンリルは予想以上に早すぎる再開に嬉しさ全開で俺に突っ込んできた。
なのはもフェンリルに触ったりして気に入ったようだ。母さんと姉さんも…
ユーノは興味深そうに観察していた。
なんだかんだで高町家の人に気に入られてしまったフェンリル。
フェンリルも高町家のことが気に入ったようだ。
「ねぇエミル。フェンリルって種族名なんでしょ?名前はないの?」
「ある。こいつの名前はムーだ」
「じゃあムーちゃんだね!」
「ワン!」
「これからよろしくねムーちゃん!」
「ワフ!」
そうして高町家の一員になったフェンリルことムーだった。
(にんねことか出したら喜びそうだな……)
と家族を見ながら思うエミルだった。
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フェンリル召喚の呪文はキャロのを参考にしました。
フェンリルの名前は実際にゲームで作ったフェンリルの名前です。イベント契約のウルフを成長させました。
この小説ではユーノは人の状態が多いためマスコットがいないけど、マスコットをフェンリルにしてしまおうか・・・と考え中。封印して小さくするとか、フリードリヒみたいに
では、誤字・脱字・感想・アドバイス等お待ちしております。
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