初戦闘
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う!」
となのはまで言い始めた。
ユーノは俺となのはの申し出に驚きなきながらも険しい顔をして。
「またあんな危険な目にあうかも知れないんですよ!?」
「俺は戦い慣れているから大丈夫だ」
「私も戦えないかもしれないけど、それでも手伝う!」
俺は父さんを見る。
「なのはは、頑固だから一度言い出したら聞かないだろう。だが危険なことになっても、なのはは俺が守る…妹だしな」
「エミルがそういうなら大丈夫だろう。でも、エミルも気をつけなさい。お前も家族の一人なんだから」
「ああ、分かった」
それから俺はユーノの方に向く。
「そういうわけだ。俺となのはがお前を手伝う」
「あ、ありがとうございます!!」
ユーノは泣きそうになりながらも頭を下げて感謝した。
「じゃあ、ユーノ君のお部屋を用意しないとね」
と桃子が嬉しそうに言い始める。
「たしか、空き部屋あったよね」
美由季もそれに続く。
「今日中にはさすがに用意できないな」
と俺が言うと横からユーノが慌て始めて。
「あ、あの!そこまでしてもらうわけには!」
「子供がそんなに遠慮するもんじゃない。しばらくこの家にいるといい」
そう父さんが言う。
「諦めろユーノ。この人達は一度言い出したら止まらない」
「わ、わかった」
結局ユーノは、今晩のみエミルの部屋で寝ることになった。
話がひと段落してからなのはは思い出したようにこちらに向いて質問してくる。
「そういえばエミルお兄ちゃん。戦い慣れてるってさっき言ってたけど本当?」
それに恭也が
「何いってるんだなのは、エミルは俺より戦いなれてるし、強いぞ」
「ふええ!!うそー!」
美由季も
「ほんとだよー。恭ちゃん勝てたことないもんね」
「ああ、弟に勝てないなんて情けないけどな……」
「何いってんだ。弟っていっても俺のほうが何倍も年上だろうが、まだ20年も生きてない子供に負けたら俺のほうが情けない!」
それを聞いた事情の知らないユーノは首をかしげる。
「え?弟なのに年上?何倍も?僕と同い年くらいじゃないの?」
「歳は数えてねえが、一万年以上は生きてるぞ」
「い、一万年!?いくら寿命の長い生物でもそんな長生きな種族は……!」
「俺は精霊だ」
「せ、精霊!?」
ユーノが混乱状態になり、落ち着かせた後すごい好奇心旺盛なまなざしで見られ、とりあえず解散になり部屋に戻ってから色々聞かれることになり徹夜したエミルだった。
翌日
「ど、どうしたの!エミルお兄ちゃん!!」
「ユーノに質問攻めにされて寝れなかった……」
すっかりやつれてしまった
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