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時空を渡る精霊
初戦闘
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すか?」

「感覚と、名前でだな。それより人間の姿にもどれないのか?」

「今は、魔力がなくて……」

「そういうことなら、魔力を分けてやるよ」

俺はユーノに手をかざすと魔力が集まり、ユーノの周りが光りそして収まると。

「すごい……、魔力が全快した。これなら……!」

なのはの手から飛び降りたユーノは光り始め、光が収まると金髪に民族衣装みたいな服を着た男の子が立っていた。

「ユーノ君、ほんとに人間だったんだね……」

「はい。エミルさんありがとうございました」

「気にするな。後、フェレットに戻っておけ。さぁ早く家に帰るぞ!多分ばれてる」

なのはは焦ったように、走り出し俺とユーノもそれに続く、そして家に帰った。



玄関前にて

なのははそろそろとゆっくり家に入ろうとするが……

「お帰り」

なのはは、ハッとしたように声のほうに向く。

「お、お兄ちゃん」

「だからばれてると言ったんだが……」

恭也は若干怒ってる様子。

「こんな時間にどこにお出かけだ?エミルまで」

「はあ、そのことについては家の中で……」

戸惑うなのはの代わりにエミルが言おうとすると横から。

「あらかわいい」

とエミルの肩に乗っているユーノを見ながら美由季が出てくる。

「とりあえず、家の中に入ろうぜ……」



家の中にて

家族がそろった所で、恭也が

「さて、説明してもらおうか。エミル」

「ああ、だがそれを話すにはまずこいつに説明してもらう」

俺は肩に乗っていたユーノを見る。ユーノはコクリと頷いて、床に下りて人の姿になる。

「はじめまして。ユーノ・スクライアといいます」

自己紹介すると家族がそれぞれ驚く。その後、ユーノはジュエルシードのこと、魔法のこと、自分のことを説明した。

士郎は

「なるほどな」

「でも、エミルさんに魔力を分けてもらったからこれからは一人でジュエルシードを集めます」

「それは、やめた方がいいな」

俺はユーノを見ながら言う

「お前、戦闘経験少ないうえに攻撃に向かないだろう?」

「それは……」

「これから全てのジュエルシードを集めようとなると、お前一人では確実にまた倒れることになる。下手すると死ぬだろうな」

「それでも僕には責任が!」

そこに士郎となのはが

「話を聞いた限りじゃ君に責任はないと思うが」

「そうだよ!ユーノ君は悪くないよ!」

「でも、このままだとこの世界は危険が及びます……」

ユーノはそう言ってうつむく。

「俺が手伝ってやるよ」

「え?」

意外そうな顔でユーノにがこちらに向いた。

「私も手伝
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