暁 〜小説投稿サイト〜
時空を渡る精霊
助けを求める声
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れたの?」

「しゃべった!?」

「おい!とりあえず逃げるぞ!」

「う、うん!」

俺はなのはに呼びかけ立たせる。



二人は町を走って逃げる。

「おい、フェレット。説明しろ!」

と走りながらエミルはフェレットに言う

「君達には資質がある。お願い、僕に少しだけ力を貸して」

なのははフェレットを見ながら

「資質?」

「僕は探しもののために、ここではない世界から来ました。でも、僕一人の力では思いを遂げられないかもしれない……だから迷惑だとは分かっているんですが、資質を持った人に協力して欲しくて……」

「詳しい説明は後にしろ!協力するからその方法を!」

「は、はい!貴方達に魔法の力を使って欲しいんです!」

「魔法?」

そこで上から黒い化け物が降ってくる。

「危ねぇ!なのは!!」

とっさにエミルがなのはを抱え避ける。

「その魔法の力ってやつは、どうすれば使えるんだ!」

「これを!」

と首についた玉を渡してくる。なのはは赤エミルは黒を。

「それを手に、目を閉じて心をすませて、僕の言うことを繰り返して。君には念話で伝えるよ」

最後にエミルのほうに向いてフェレットが言う。エミルは頷き。

「いい?いくよ!」

「うん」

「ああ」

「我、使命を受けし者なり」

「我、使命を受けし者なり」

なのはが呟く中、エミルにも念話で

『我、使命を受けし者なり』

「我、使命を受けし者なり」

エミルもなのはと同じように呟く

「契約の元、その力を解き放て」

「えと、契約の元、その力を解き放て」

ユーノから念話が来る

『契約の元その力を解き放て』

「契約の元その力を解き放て」

(ここまでは同じだな)

「風は空に、星は天に」

「風は空に、星は天に」

念話にて

『樹は大地に、太陽は天に』

「樹は大地に、太陽は天に」

それからフェレットは目を瞑り

「そして、不屈の心はこの胸に!この手に魔法を!」

「そして、不屈の心はこの胸に!この手に魔法を!」

『そして、絆の響きはこの胸に!この手に魔法を!』

「そして、絆の響きはこの胸に!この手に魔法を!」


「「レイジングハート、セットアップ!!」」

『「スピリットハート、セットアップ!!」』


『『stand by ready.set up.』』


その言葉と同時に、桜色と紺色の光の柱ができる。

その光を見たフェレットが驚く。

「なんて魔力だ…」

だがすぐ立ち直り。

「落ち着いてイメージして!君の魔法を制御する魔法の杖の姿を!そして君の
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