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I want BRAVERY
十三話 夏中
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んだよ・・・」

「・・・あークソっ!数学とか、もやは暗号だぜ!」

 二人ともこの後の夜にゲーセンに行く気らしく、この昼の4,5時間で終わらせるつもりらしい。

「おい、髭。そこの問題はお前じゃ解けないから空白にしとけ」

「うぉ!?マジか。助かるぜ!」

 時々、伊織の頭じゃ、どんなに頑張っても分からないであろう問題に差し掛かったときには、そう言って空白にさせる。

 それにしても、この調子じゃ、今日中に終わるかどうかかなり怪しいラインだ。

 そんな苦労している二人を見ていると、

(頭がイイってさいこぉぉ!!)

 いや、ほんと内心叫ばずには居られない。


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