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時空を渡る精霊
約束と四人目の魔法使い
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ぁ、フェイトはまず一人じゃ辛そうな時は周りを見ろ、お前に協力してくれるやつがいるんだから」

ハッとしたようにフェイトはアルフを見る。
アルフは驚いた顔してこちらを見てたがすぐにフェイトのほうに向く。

「少しは周りに頼って見ろ。俺も出来る限り協力してやる」

そして俺はぽんっとフェイトの頭に手を置く。

「説教っぽくなっちまったが……、約束してくれるか?」

手を置いてから少し顔が赤くなるフェイト。

「……うん」

「約束したからな?ちゃんと守れよ」

そのまま頭を撫でるとフェイトはさらに顔を赤くした。
それから少し撫でて手を離すと少し残念そうな顔をされた。その後すぐフェイトはアルフを連れて。

「…じゃあね。エミル」

「ああ、またな」

そう言ってフェイトは立ち去っていってしまった。
そして俺はなのはたちに色々質問されながら家に帰った。



高町家にて

俺の部屋になのはとユーノが来て話をしていた。……最初は帰り道で話した質問(質問が途中から昔話になったりしたが……)の続きだったが、それも終わり落ち着いた所で

「それでなのは、フェイトととの話し合いの結果は?」

そう聞くとなのはは真剣な表情になった。

「そのことなんだけどね。あんまりお話できなかったの……」

「そうか。でも、なのはは何か思うことがあったんじゃないか?」

なのははコクリと頷く。

「そうなの。あの子を見たときにね、とっても優しい感じがしたの」

「俺もフェイトは優しいやつだと思う」

「うん。でもね……同時にすごく哀しそうなの……」

「なのはもそう思ったのか……」

フェイトと会った時からそれは感じていた。笑っているときもどこか哀しさがあった。

「お兄ちゃん……あの子、フェイトちゃんを助けることはできないかな?」

「どうだろうな、それをするにはフェイトが哀しんでる理由を知らなきゃいけない」

「フェイトちゃんが哀しんでる理由……」

なのははそう言って悩み始める。

「それに仮に理由を知ることができても、俺たちに出来ることはないかもしれない」

「……どうしてなの?」

「他人が関わってはいけないこともあるからな。他にも、助けたい人が助けを拒むこともあるだろう」

「じゃあ、どうすればいいのかな……どうしたらフェイトちゃんの力になることができるかな?」

なのははうつむいて落ち込み始める。

「友達になればいい」

「え?」

「友達になって、理由を話してくれるまで待つ。たとえ話したくないようだったとしても、友達がいることで気持ちが楽になることもあるさ」

それを聞いたとたん嬉しそうな顔で立ち上がり

「うん!私、
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