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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
一話〜出会い
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らだろう。



「士郎さんってなんでそんなに強いんですか?秘訣とかあります?」
「ランスさんの槍って普通の武器じゃないですよね?凄い魔力を感じます」


矢継ぎ早に質問する二人。とりあえず止めないと!!


「二人とも、士郎君もランス君も出自やレアスキルについては最重要機密だからあまり触れないでね。それに明日からは二人もデバイス使うから」
「まあなのは。少しくらいならいいだろう?私は非才の身でね。ただひたむきに鍛え続けただけだ」
「俺の槍は特別製だ。これ自体に魔力が通ってる代物だからあれくらいなら造作もねぇこった。」


せっかく二人のためを思って止めたんだけどな……どうやら二人の認識ではティアナたちはまだ子ども扱いみたい。


「士郎さん、私に訓練をつけてください!」
「僕もランスさんに槍の扱いを教えてもらいたいです!」


熱心な二人。しかし、彼らは首を縦に振りはしなかった。
「君には私のような戦い方は向いていない。私よりなのはに習った方が君のためになる。君は狙撃兵だ。銃と弓ではいろいろと違うからな。私から言えることは今の君は一つのことを極めるべきだ、という事だけだ」
「俺が教えてやるのは槍という武器の特性、後は槍兵としての基礎だけだ。後は自分で身につけろよ、エリオ」
「「はい!」」


ティアナもエリオも納得したみたいだ。それに私としては二人の戦い方は命を危険にさらすやり方だったから二人にはあまり真似してはほしくない。
そんなこんなで訓練は終了。隊舎に戻る。
明日からは士郎君たちにも魔法の練習をしてもらわないとね。



side 士郎


この世界に来て驚いたのは投影物がランクダウンしていない、と言うこと。
だが、同時に問題点も出てきた。干将、莫耶なら問題ないが、フルンディングを投影してわかったことがある。
自身の魔力が少ない。カラドボルグも魔力不足でほぼ魔力を込めずに放つことしかできなかった。
しかし、今はそれよりも目の前のことだ………


「マスター、これはどういうことだ?」


隊舎に戻るなりマスターが割烹着……それも明らかに私用のサイズだ……を持って立っている。


「何って……士郎の仕事着やないか?」
「……なんでさ」


エミヤシロウの食堂勤務が決まった日であった。
この後、食堂の人気が上がったとかどうとか。
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