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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
一話〜出会い
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んよ。どうせこいつは私がうんと言うまで引きずり続けるだろうからな。厨房を借りるぞ」


だが、士郎は簡単に折れた。もしやこいつ、女の頼みに弱い……?




…………………………………………………………………


で、士郎の作ったものは………鯖の塩焼きとだし巻き卵、豆腐の味噌汁という純和食やった。


「……うちより上手い………やと!?」
「ほんとだ……すごいおいしい……」
「士郎君ほかには何が作れるの?」
「和、洋、中と何でもできる。デザートがご所望なら作ってきてもいいが?」


デザートとして作ってきたあんみつも格別やった。
ちきしょう。なんか悔しい。でも美味いッ!




side なのは


午後の訓練。二人の力を見せてもらうため、ガジェットとの模擬戦をしてもらうことにした。
まずは士郎君から。


「アレを破壊するのか。いいだろう。投影、開始(トレース・オン)


士郎君が出したのは色違いの二つの剣。鉈のような形状をしている。ガジェットは最高レベル設定を二十体。はやてちゃんからはなるべく主戦力はすべて出して戦うように指示が出てるから、士郎君の主武器はあの剣なのだろう。
士郎君はガジェットの攻撃を楽々避けて二体を片手の一撃でそれぞれ仕留める。
次に弓を出して、矢……いや、剣?を番え、放つ。



「行け。赤原猟犬(フルンディング)!」



その矢……いや、剣?で十体を破壊した。しかも貫通しても威力は落ちないし、軌道は直線じゃなかったし。まるで自動追尾のように飛んでいた。
さらにもう一発、すらりとした刀身を持つ剣をだし、何かを呟く。すると剣は見る見るうちに捻じれていく。そしてそのままその剣を放つ。


投影、重装(トレース・フラクタル)I am the bone of my sword.(我が骨子は捻れ狂う)偽・螺旋剣U(カラドボルグ)!」


闘技場に散り散りになっていたガジェットの残りを闘技場の半分ごと破壊した。直撃したところには大きなクレーターが出来ていた。
所要時間16秒。………異常すぎる。
ランス君も似たようなものだった。見事な槍さばきと投擲でガジェットを一掃。所要時間は14秒。
この二人が本気だしたら非常に危険だという事はよくわかった。フォワード陣は言葉が出ないみたい。そりゃ自分たちがあんなに苦労して倒したものを瞬殺されればああなるよね。
そのあとの訓練では二人とも木刀と木の槍だった。最後の対私戦では「私たちが参加してはこの子たちのためにならん」って言って見てただけだったけど私が飛ぶのを見てとても驚いていたのは少し可愛かった。
訓練後、ティアナが士郎君に、エリオがランス君にいろいろ聞いていた。同じポジションだか
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