暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT 〜漆黒の剣士〜
第3話 「カードローダー」
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しそうにデバイスと話し始める。立ち直りの早さから問題はないだろうと判断した矢先、アリーナ上に乱入者を知らせる表示が現れた。

「何で乱入者が現れ……最後の部分の説明」
「うん、早く始めたくてすっかり忘れてたよ。あはは」
「いや〜、お姉さんうっかりしてた」

 笑って誤魔化すふたりには、怒りより呆れを感じてしまった。看板娘とチーフがこれでこの店はきちんとやっていけるのか不安になる。
 とはいえ、そのことを話し合っていても仕方がないため、俺はふたりに3人のサポートをするように言ってシミュレーターへ向かい始める。
 ――開店の初日から乱入なんてするのは腕に自信のあるロケテスト参加組くらいだ。おそらく乱入してきた人間は、同じロケテスト参加組だと思っているはず。そのままじゃ一方的にやられる展開になる可能性が高い。
 それが原因であの子達に「もうブレイブデュエルをしない」と言われたら堪ったものではない。空いているシミュレーターを探すのは大変だがどうにかしなければ。フェイトはまだ現状を知らないはず。どうにかできるのは俺しかいないのだから。



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