暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0639話
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ンとマリューも頷く。

「それしかないでしょうね。ランツェ・カノーネは使い勝手のいい武器だけど、他の武器を外せない以上はしょうがないでしょう。……本来ならたった1発の武器の為にランツェ・カノーネを外すというのは馬鹿げた考えだけど、幸いニーズヘッグには他にも大量に武器があるから、それ程影響は無いでしょうしね。分かったわ、フレイヤを発射する為の発射装置をちょっと考えて見るわ」

 そう言いつつ早速とばかりに考えに夢中になるレモンだったが、その寸前で一端こちらの世界に呼び戻す。

「どうせなら開発する発射装置でフレイヤ以外の弾頭も発射出来るようにしないか? さすがにフレイヤ1発の為にランツェ・カノーネを外すのは勿体ないしな」
「それは……まぁ、確かに」

 俺の言葉に頷くレモン。レモンにしても、言葉ではランツェ・カノーネを1門外すのはしょうがないとは言いつつも、出来るのならニーズヘッグの攻撃力を落としたくはないのだろう。確かにフレイヤは極大ともいえる攻撃力を持つ。だが、その大きさを考えるとニーズヘッグに搭載出来るのは精々1発程度だろう。なら、それを補う何かが必要になる訳だ。

「で、そういう風に言うからには何かアイディアがあるの?」

 レモンの代わりにという訳ではないだろうが、マリューが尋ねてくるのに頷く。

「フレイヤの発射装置である以上、新型の武装は自然とミサイル系等になる訳だ。これはいいな?」
「まぁ、そうでしょうね」
「で、だ。そうなると、変えるとしたらミサイルの弾頭になる訳だが……このミサイルにT-LINKシステムを応用出来ないかと思ってな」
「……T-LINKシステムを?」

 興味が惹かれたのか、レモンの視線が俺へと向けられる。
 そんなレモンの深い色を宿す瞳を受け止めながら、口を開く。

「ようは、誘導ミサイルだよ。ただ、今まではNジャマーとかジャマーとか、この世界だとゲフィオンディスターバーでその誘導性を妨害していたけど、ようはその妨害装置に影響されない誘導要素があればいいんだろ? で、俺達には丁度それがある」
「それが念動力?」
「ああ。念動力を実用化している兵器は、俺達の世界以外では存在しない。……いや。正確に言えば、まだ俺達の行った事の無い未知の世界では実用化しているかもしれないが、今俺達が転移可能な世界ではOGs世界しかない。でもって、あそこの世界でも念動力者はそれ程数がいないからT-LINKシステムを乱すような装置は開発されていない。あるいは開発されたとしても、俺の念動力は強力極まりないからな。生半可な妨害装置で防ぐ事は出来無いだろう」

 当然、このアイディアはガンダムから持ってきている。閃光のハサウェイという小説では、ミサイルにサイコミュを仕込むことによりミノフスキー粒子下でも
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