12話
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夫ですよ。」
「本当に。」
「ジェイルと付き合っていれば、あの程度の事は良くありますから。それに、私は人の形をした化け物ですよ。」
「確かに、人間とは思えないほどの戦闘力だけどね。」
「ロ、ロイドさん。」
「この場合、変な誤魔化しの方が、失礼だよ。」
「そうですね。私の方もその方がありがたいです。私自身、自覚がありますから。」
私は、ガジェットの残骸から2人に視線を向けて話します。
「それは。」
「君は君自身の事を作られた存在だと言っていたね。詳しく話してくれないかね。」
「そうですね。私自身は生機融合体ですよ。」
「サイボーグなんですか。」
「サイボーグとは違いますよ。サイボーグは体に機械を埋め込んでいるものをさし、私の場合は、肉体と機械が細胞単位で融合しています。その為に、あらゆる環境で生存が可能です。又、身体能力も人間を遥かに凌駕しています。その他にも、特殊能力を持っていますよ。」
「じゃあ、あの緑の壁も特殊能力なのかい。」
「違います。それは、「それは、サイコドライバーと呼ばれている汎超能力者としての超能力の1つである念動力によるフィールドだよ。」ジェイル。」
「つまり、彼はエヴォリュダーと呼ばれている生機融合体とサイコドライバーと呼ばれている汎超能力者とのハイブリットなんだ。」
声がした方を向くとジェイルが立っていました。
「君達を歓迎するよ。私の名前は、ジェイル・スカふべら・・・グハ。」
自己紹介を最後まで言う事が出来ずに、何かが当たり壁に吹っ飛ばされます。
吹っ飛ばされた方向と逆の方向を見ると鎮圧用のゴム銃を構えたアーニャがいる事に気が付きます。
「・・・・アーニャどうしたのですか。」
「戒を、また、困らせたからお仕置きしたの。」
首を傾げながらこちらの問いに答えます。
可愛らしいのですが、その前にやったことを考えると背中に冷たい汗が流れます。
それに気が付かれないように話しかけます。
「そのゴム弾、凄い威力ですね。」
「ノエルに貰ったのを、ジェイルに改造して貰った。」
「そうなんですか。(ジェイル、自分で自分の首を絞めていますね。)」
「そ、それより、あの人大丈夫なんですか。」
「大丈夫ですよ。彼にとってあの程度の事は日常茶飯事ですから。」
「いつも、問題起こす。」
「こ、個性的な方なんですね。」
「良く言うでしょう。天才とバカは紙一重とね。良く突拍子の無い事をしますから。」
そう言って、ジェイルの方を私は見ますが、セシルはロイドを見ます。
そうすると、ロイドは白々しく口笛を吹いています。
そうしている間に、ジェイルが起き上がります。
「ふ〜、酷い目にあったよ。」
「何が酷い目にあったですか、今日は新しい技術者
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