原作開始前
《闇》と更識の子供達
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死ねと?
そんなことをしていると、センチピードオルフェノクがこちらに向かって叫ぶ。
「貴様、邪魔をするな! その後ろに庇っている更識の子供達をこちらに寄越せ! そいつらを殺せば、この世界は崩れ始めるのだ!」
うわ〜お、やっぱり。問題の答えは『更識姉妹』でした! 分かった人にはおめでとう! 分からんかった人はIS愛、もしくは更識愛が足りんぞ! 出直して来い! さて、この水色髪が更識姉妹ならこの茶髪は布仏姉妹だろうな。まさかこんな所でこの四人に出会うとはね。まあ、ユニゾンしてるし、バレることは無いだろ。ともあれ、お仕事しますかね。
「そんなこと言われてみすみす渡す馬鹿が何処にいるんだよ。ましてや、世界が崩れたらお前にこの世界が喰われるだろうが。だ・か・ら、大人しく俺に倒されてくれや、オルフェノクの姿をした《闇》の分身体さんよ?」
「っ! 私の正体を知っている……。貴様、何者だ!」
その質問はこう答えるしかないだろ!
「通りすがりの神の使いだ! 覚えておけ!」
決め台詞を自分流に変える。一応仮面ライダーだけど、こっちの方がいいだろ。ディケイドライバーを具現化させ、ライドブッカーからカードを取り出す。
「変身!」
《KAMENRIDE DECADE!》
ディケイドに変身する。ソードモードにしたライドブッカーの刀身を一撫でしてから、センチピードオルフェノクへ向かう。
「貴様、仮面ライダーか!」
「ご名答!」
センチピードオルフェノクの鞭を避けながら質問に答える。鞭は剣で受けたら巻き付かれるからな、避けるのが正解だ。さて、こいつは早いんだよなぁ。どうするか?
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Side簪
いつも通りにお姉ちゃんと虚さん、本音と遊んでた時だった。突然家の壁が爆発したみたいに壊れて、そこから化物が入ってきた。それは人の形をしていたけど、身体中にトゲトゲがついていてとても怖かった。その化物はこっちに向かってきて、
「見つけたぞ、更識の子供達……!」
と言った。確かに私達は更識の子供だけれど、なんでこんな化物に狙われているのか分からない。私達は怖くなって四人で固まって蹲っていた。そして、化物は私達に向かって攻撃してきた。だけど、その攻撃は私達には届かなかった。何故だろうと前を見てみると、男の人が化物の攻撃を受け止めていた。その男の人は髪が金色でとても綺麗だった。その男の人が化物の猛攻を防いだりかわしたりしている。まだ護身術の訓練を受けていない私でも分かる。この人は強い。その証拠に隣にいるお姉ちゃんが目を見開いて驚いている。
化物が一度距離をとった。そこで改めて化物の姿を良く見て気付く。むしろ、何故今まで気付かなか
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