11話(改正)
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うのですが、概ねそのとうりです。」
「なぜ、私達なんだい?」
「異世界の技術なのでかなりの技術力がないと解析する事は、難しいと判断しました。その上で、もう1人の科学者と仲良くできそうな方を選びました。」
「なぜ、技術力を求めるだい?」
「あの機体に乗っている少女はアーニャというのですが、私はあの子を守らなければいけない。すべてを奪ってしまったから。何があってもあの少女を守らなければいけないんですよ。」
「気負い過ぎると君の方が危険だよ。」
「それでも、私はその義務があるんですよ。」
「君はきっと自分より周りにいる人間の方が大事なんだろうね。ちょっと、相談していいかな。」
「どうぞ。」
そう言って、私から距離をとります。
「どうします、ロイドさん。」
「は〜考えるまでもないでしょう。受けるに決まってるじゃないか。」
「本気ですか。」
「もちろん、本気に決まってるじゃないか。異世界の技術だよ。しかも、かなり進んだ。受けるしか選択がないよ。」
「ですが、もう1人の科学者が気になりますし。」
「確かに、気になるね。」
「それに、どこまで信じていいのかわかりませんし。」
「でもね、真実はすべて話してなくても嘘は言ってないと思うよ。」
「本当ですか、ロイドさん。」
「多分ね、それにこんなチャンスは、きっとこれからの人生でないからね。自分の目を信じるよ。」
「わかりました。お供します。」
「ありがとう。」
相談が終わったのか、2人が再び近づき言いました。
「おめでと〜う。僕たちは君の申し出を受ける事にするよ。」
「ありがとうございます。それでは、明日向かいに行きますのでお願いします。」
「ずいぶんと甘い判断だね。」
「私は自分の目を信じる事にしています。もしも、裏切られたら、自分の目が節穴だっただけですよ。」
「期待には、応えるとしますか。」
「お願いします。」
こうして、ロイドとセシルを技術者として引き入れる事ができました。
(これで、技術者の問題は取り敢えず、解決するでしょう。これからも、人材については考える必要があるでしょうが、秘密を打ち明ける事の出来る。人材っているんですかね。)
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