コードギアスR2
0638話
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イを幾人も捕まえており、中にはEUの者と思わるスパイも存在していた。唯一しっかりと確認出来ていないのは黒の騎士団のスパイだが、あそこはギアスがあるのを考えれば大体何をしているのかの理解は出来る。
ああ、そういえばジェレミアは無事黒の騎士団に所属する事に成功したらしい。この辺、ゼロの面目躍如というべきか。
そして、格納庫の広い場所で早速とばかりにフレイヤの収められている巨大なケースを10個程に、ニーナの部屋から持ってきたコンピュータを取り出す。
「取りあえず、フレイヤの実物はもう40個程あるが場所を取るからな。色々と調べるにしろ10個程あれば安全だろう? それとフレイヤの各種データが入っているコンピュータだ」
出されたフレイヤへと視線を向け、数秒程観察した後に量産型Wを呼ぶレモン。
そのまま電源を用意させ、コンピュータを起動させて早速とばかりに中のデータを確認していく。
……一応パスワードの類があったんだが、ハッキングツールであっさりと解除している辺り、さすがと言うべきなんだろう。
マリューもそんなレモンの隣でフレイヤのデータやレポートの類を読み耽っていた。
そんな2人の横で待機している量産型W。
「フレイヤをどこか邪魔にならない場所に寄せておけ」
「了解しました」
「2人共熱中の度合が凄いな」
スレイがコンピュータに熱中している2人を眺めながら唖然としている。
ああ、そう言えばスレイが熱中しているマリューやレモンをその目で実際に見るのは初めてだったか。なら驚くのもしょうがない。
「ああなると少し長いからな。俺はお茶でも飲んでるが、スレイはどうする?」
「付き合おう」
こうして、俺とスレイはようやく落ち着いたニーナやコーネリアがやってくるまで2人でお茶を飲んで過ごしていたのだった。
……空間倉庫から出した、ペットボトル入りの紅茶を格納庫の壁に寄り掛かりながらだが。
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