ボス
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「それにしても如何にもテロリストが居そうな場所だな。」
周囲を見渡しそのまま口にする。
いつかは工場として活動していたらしい後は残っている。
だが、余りにも古すぎて魔法を使ったら崩壊してしまうのでは無いのかと?
少し恐怖してしまう。
「そうだな、しかも魔法科高校の目と鼻の先に有る。
ある意味では結構、狙い目な場所と言えなくもない。」
「だな、こんな古びた工場なんて誰も近づかねえよな。」
だがテロリスト達も中々度胸が有るなそう無月は思う。
それは魔法科高校の目と鼻の先という事はあちらからもなにかとあればすぐにでも対処が可能な場合が有るからだ。
それを考えての戦略なのだろうか?
それとも何か理由が有るのか?
これは俺達、狩り人が考えても意味は無い答えは出てこない。
ならテロリスト、ブランシュの長に聞くのが一番手っ取り早く妥当な線と言えるだろう。
「止まれ。」
そこで達也は立ち止まり無月の行動を止める。
達也は目の前に有る扉を見つめ少し泊まる。
そして、
「ここだ無月
ここがテロリスト ブランシュのアジトだ。」
「この中にいるのか?」
無言で頷き懐からCADを2本取り出す。
それを見た無月も背中に掛けていたCADを右手に持ち構える。
「俺が扉を開ける。
その瞬間一気に行け。」
「おう。」
3、2、1 ドン!
達也は勢い良く扉を蹴り飛ばしCADを構え
無月もその瞬間、勢い良く走り込み&滑り込みで奇襲
だが、
「待っていたよ。
達也君!」
そこには武装したテロリスト達が銃を構え完璧に狙いを定めていた。
そして真ん中に周りのテロリスト達とは違う服装をしたメガネが1人
「お前が司 一か?」
達也は真ん中に居る。
メガネを掛けた青年に重々しく言う。
「ああ、そうだとも僕が
ここのリーダーをやらして貰っている司 一だ。」
そのメガネは意味もなく笑う。
いや、意味は有るのかもしれない。
だが無月には理解出来ない。
それは勝利を確信した強者の笑なのか
何かたまらずに嬉しい笑なのか?
どっちにしても知りたくは無いが。
「一応、念の為に言っておく。
全員、武器を捨て投降しろ命は助けてやる。」
何処かの映画やドラマで聞きそうな言葉を軽々しく言う。
でも、奴等は表情を変えず返答
「君はバカか?
いや、頭のいい事は知っている。
この状況かで少し頭が混乱しているのでは?」
「混乱などしていない。
むしろ冴えている。」
「ふ、ふふふふ」
メガネ、司一は笑い出す。
無月の言った方がそんなにも面白かったのかは判断出来ないがそれは意味の解る様で解らない笑い。
「達也君。
君はそち
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