暁 〜小説投稿サイト〜
Angel Beats! the after story
咬ませ犬という名の忠犬
大乱闘スマシュブ○ザーズX
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りの操作能力が上がっていく。

「二度目の『スマッシュボール』ですよ!ゆりっぺ先輩!」

ガノンドロフは『スマッシュボール』めがけて移動するが

「遅いね」

アイクの疾風の如くのような剣戟で『スマッシュボール』はすぐにアイクが手に入れる。

「これで終わりです」

必死にガノンドロフは避けようとするがアイクは的確に初期モーションを当て『大天空』を繰り出す。
一撃、二撃と当たり、そして地面に叩きつけられる。

「まだ、まだよ!」

画面外ギリギリで踏みとどまりステージに戻る。

「なぜ、なぜあなたはそんなにボロボロになってまで立ち上がるの!?」

「私はみんなためにあなたを倒す!はぁーーー!!!」

ガノンドロフの攻撃は次々と当たりアイクを吹き飛ばす。

「まさか、私が負けるわけが……そんなのありえない!ありえない!」

アイクは後ろに置いてあったハンマーを手に取る。

「こんどこそ、吹き飛んでください!」

だが……

「ウソ!?ハンマーの先端の部分がはずれた!?」

ハンマーはたまに先端の金属の部分がはずれることがある。今アイクはダメージを与えられないただの木の棒を振りまわしているだけだ。

「あなたの敗因は最後の最後で武器に頼るところよ!!吹き飛びなさい!!」

ガノンドロフは大きく攻撃モーションに入る。

『魔人拳』………『ファルコンパンチ』に似ているがタメと攻撃力は遥かに上回る。

「はぁぁぁぁぁーーーー!!!」

ドォォンという音と共にアイクは画面外に吹き飛んだ。

「やった!勝ったーー!!!!」

三対一だったことを忘れ、日向、TK、ユイと喜びを分かち合う。かなではそれを生暖かい目で見ている。
かなでがこの中で一番大人にのかもしれない。



さて、感動的に終止符をうったが………

ここで一つ言っておこう。これはただのゲームだ。





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