第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
第二話 騎士と剣士
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<気になさらず、これからも一緒に戦ってくれるのでしょう?なら問題なしです>
俺はアルティメイタムを左脇に抱えるようにして構える
相対するは炎の騎士と剣を極めた者
蒼炎にもう迷いはない。あるのは目の前の敵を乗り越えることだけ
ーーーー明鏡止水
踏み出しはお互いに同時
「紫電ーーーーー」
「雪ーーーーー」
スピードも互角
「一閃!!!!!」
「月花!!!!!」
互いに振られる剣。しかし振り下ろされる速度は蒼炎のほうが早く、完全にシグナムの剣がおろされる前に当たった
その結果シグナムは吹き飛ばされた。風圧と、粉々になったアルティメイタムの刃の破片によって
<動作緊急停止>
「ありがとう....終わったらすぐ直すから」
コアだけはなんとか守り通せたから、わりかしすぐに直せるだろう
さて、これであとはテスタロッサを助けるだけだ・・・!
と思い、急いで飛翔していこうとしたら
「うわああああああああああああああああああああああ」
「な.....うそだろ.....」
時は遅く、悲鳴を上げ倒れるテスタロッサ。そして結界は消え、残ったのは倒れたテスタロッサと結界内で気を失っていたなのは、そして俺だけだった
「また....助けられなかった。くそったれ!!!!」
俺はこの悔しさを空に声を上げることでしか、紛らわすことはできなかった
これから平穏はまた破滅する
これは定められた物語
一人の犠牲をとってハッピーエンドをとるのか
それとも......
それはたとえ運命の魔術師であろうとわからない
この先にどんな未来が待っているのかは
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