暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 世界を渡りあるく者
第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
第二話 騎士と剣士
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話

<気になさらず、これからも一緒に戦ってくれるのでしょう?なら問題なしです>

俺はアルティメイタムを左脇に抱えるようにして構える






相対するは炎の騎士と剣を極めた者



蒼炎にもう迷いはない。あるのは目の前の敵を乗り越えることだけ

ーーーー明鏡止水


踏み出しはお互いに同時

「紫電ーーーーー」

「雪ーーーーー」



スピードも互角




「一閃!!!!!」

「月花!!!!!」


互いに振られる剣。しかし振り下ろされる速度は蒼炎のほうが早く、完全にシグナムの剣がおろされる前に当たった

その結果シグナムは吹き飛ばされた。風圧と、粉々になったアルティメイタムの刃の破片によって

<動作緊急停止>

「ありがとう....終わったらすぐ直すから」

コアだけはなんとか守り通せたから、わりかしすぐに直せるだろう

さて、これであとはテスタロッサを助けるだけだ・・・!

と思い、急いで飛翔していこうとしたら

「うわああああああああああああああああああああああ」

「な.....うそだろ.....」

時は遅く、悲鳴を上げ倒れるテスタロッサ。そして結界は消え、残ったのは倒れたテスタロッサと結界内で気を失っていたなのは、そして俺だけだった

「また....助けられなかった。くそったれ!!!!」

俺はこの悔しさを空に声を上げることでしか、紛らわすことはできなかった






これから平穏はまた破滅する



これは定められた物語

一人の犠牲をとってハッピーエンドをとるのか

それとも......


それはたとえ運命の魔術師であろうとわからない

この先にどんな未来が待っているのかは
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ