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真・恋姫無双 矛盾の真実 最強の矛と無敵の盾
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、そうに決まっています!」
「あわわわわわわわわ……お、お姉ちゃん、どうしよう! お姉様が、おねえさまがおかしくなっちゃった!」
「あんたたち……さすがに怒るわよ?」

 まったく!

「ふわっはっはっは! やはりこうなったわい。儂の言ったとおりであろう、公瑾よ」
「そうですね……まあ私も予想していましたが。でも、お二人以上に勉強している雪蓮に驚いていた祭殿が言える口ですかな?」
「ぐっ……」

 祭に冥琳まで……あんたたちねぇ!

「わたしが勉強していたらおかしいっていうの!?」
「はい!」
「うん!」
「そうだな」
「まあの」
「………………………………」

 な、泣いていいかしら……?

「……本当にどうしたのです? 勉強していたのは、まあ……その、わかることもないというか」
「……………………」
「とはいえ、そんな冥琳みたいなことを言うなんて、お姉様らしくないというか……」
「…………いいじゃない。わたしだって、多少は勉強しておかないと、上に立つものとして……」

 わたしの語尾が知らずに小さくなる。
 と、隣にいる冥琳が笑いを堪える姿が見えた。

「冥琳! 笑うなあ!」
「いや、すまん。いやいや……我らが孫呉の王が勤勉になって、実に結構だ、うん」
「もう!」

 私がそっぽをむくと、私の額にひたっと手が当てられる。

「……シャオ? なんのつもりかしら?」
「熱は……あるような、ないような?」

 その言葉に思わず突っ伏したくなったわたし。
 そんなにおかしいかしら……?




  ―― 孫権 side ――




「それで冥琳……どういうこと?」
「と、申しますと?」

 建業の内城、その執務室でさっそく仕事に取りかかりはじめた冥琳に、私は問いかけた。

「もちろん、お姉様のことよ! あんなことをいう人じゃなかったはずよ! 一体何があったの!?」

 お姉様の豹変……そう言ってもいいぐらいな変事。
 だって……

「帰って早々、酒をかっ食らうならともかく、仕事するお姉さまなんて見たことないわよ!?」
「まあ、そうでしょうなぁ……」

 冥琳が苦笑する。
 どうやら冥琳自身、お姉様の異変に気づきつつ、それを容認しているフシがある。
 つまり……原因を知っているということ。

「一体お姉さまに何があったの?」
「まあ、いろいろと……蓮華様にもそのうちわかると思いますが」
「……お姉様が真面目になられるのが悪いわけではないわ。でも、あの豹変ぶりはどう考えてもおかしいでしょ!?」

 確かにお姉様は、ぐうたらでいい加減で怠け者ではあったけど……
 それは自分より若い私達に経験を積ませる為、あえてだらけたような素
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