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デート・オア・アライブ
プロローグ ライブ!ライブ!ライブ!
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ますよ〜」

そう言い終わると同時に私は、転生を開始させる。徐々に下半身から消滅していく彼の体。あと数秒もすれば完全に消えるだろう

「ああ……っと最後に一つだけ」

「なんですか?」

「また、あんたとは会えるのか?」

「……さあ どうでしょうね?」

そう言って私は彼の言葉をはぐらかす。会えないほうが本当はいいんですけれどね。

「……そうか」

そして彼の口も顔も消え完全に消滅した。最後に彼はどこか笑っているような気がした。



「さて」

「中々に無欲な人でしたね。能力が1個だけとか」

「前の人間たちは自分に不相応な能力ばかりを要求していましたのに」

「まあそういう人間に限って自分の能力を制御しきれず転生先の世界と心中する愚か者ばかりでしたが」

「今回はどこまで持つでしょうかね」

そしてそこにいたはずの神もそこから消えた。

後に残ったのは宮永隆志の残滓である、薄汚れた部屋のみであった。
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