プロローグ ライブ!ライブ!ライブ!
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ますよ〜」
そう言い終わると同時に私は、転生を開始させる。徐々に下半身から消滅していく彼の体。あと数秒もすれば完全に消えるだろう
「ああ……っと最後に一つだけ」
「なんですか?」
「また、あんたとは会えるのか?」
「……さあ どうでしょうね?」
そう言って私は彼の言葉をはぐらかす。会えないほうが本当はいいんですけれどね。
「……そうか」
そして彼の口も顔も消え完全に消滅した。最後に彼はどこか笑っているような気がした。
「さて」
「中々に無欲な人でしたね。能力が1個だけとか」
「前の人間たちは自分に不相応な能力ばかりを要求していましたのに」
「まあそういう人間に限って自分の能力を制御しきれず転生先の世界と心中する愚か者ばかりでしたが」
「今回はどこまで持つでしょうかね」
そしてそこにいたはずの神もそこから消えた。
後に残ったのは宮永隆志の残滓である、薄汚れた部屋のみであった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ