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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第364話】
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いるだけであり、篠ノ之箒自身も、その攻撃を避ける事に必死だから――。
「クゥッ……! まだだ! 絢爛舞――」
「させないよッ! ――っていうか、今の貴女に絢爛舞踏は発動出来ないよ!」
「なっ――アァッ!?」
右腕、腹部、頭部、左足と連続で一撃を叩き込むとシールドエネルギーがゼロになった為、試合終了のブザーが鳴り響いた。
「くっ……! 何故私が負けるのだ! 私だって努力はしてるのに……機体だって負けていないのに……ッ!」
悔しさ隠さず、地面を叩く篠ノ之箒を、美春は悲しそうに見つめると。
「……答えは自分で探すものだよ。 ただ私が言える事は、このままだと……紅椿が可哀想だって事かな」
「………………」
美春の言葉に反応せず、ただただ地面を叩く篠ノ之箒。
言葉が届いてないと判断した美春は、これ以上言葉をかけることなくピットへと戻っていった――。
――1025室内――
「――って感じかな? 被弾はしなかったけどエネルギー消費はしたから……やっぱりバリア無効化が無いと、何度も何度も打ち込まないといけないのが少しキツいかも」
「……成る程。 とりあえず訊いててわかった事は、美春ってやっぱりコアだから強いんだなって感じだな」
具体的に説明はされたものの、あまりイメージがわかなかったが美春自身の強さは断片的にだがわかった気がする。
「ふふっ、そんなこと無いよ? 伸びしろならヒルトや他の皆の方があるもん。 勿論、織斑一夏や篠ノ之箒にもね? ちゃんとした人に教えを請えば確実に今よりはましになるよ、性格的にも」
……それはまた難易度の高い内容だなと思いつつ、誰かに教えを請うために頭を下げる一夏の想像が出来なかった。
篠ノ之に関しては、一応教師に頭を下げたり、楯無さんに教えてもらった時にも頭を下げたとかは訊いた気がするが……。
とはいえ、性格的にと言うなら篠ノ之は確かにもう少しあの性格をどうにかしてほしいものだと思う。
見た目ハイスペック、中身は最悪だから俗に言う性格ブスという奴だ。
……とはいえ、誰が指摘するかにも依るのだが、一夏には期待できないし、かといって俺が言えば煩いだしなぁ。
軽く溜め息を溢す俺は、とりあえずその話をその辺りに捨て置き、美春を見る。
「美春、少しは学園に慣れたか? 後、生活とか」
「……色々大変だけど、見るもの触るもの全てが新鮮って感じかな? お風呂とか使い方わからなかったから大変だったんだよ? 美冬に教えてもらったけどおっぱい揉まれちゃうし……」
そう言ってたわわに実った自身の乳房を両手で持ち上げる様に触る美春。
思わず目を逸らす
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