33話 改
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もにライフがゼロになったため。最後の攻撃の与えたダメージ量が大きかった方をこの試合の勝者とします。計測を行いますので少々お待ちください」
前代未聞のことのようでスタッフが大慌てで何かの作業をしていた。
「大丈夫かい夕?」
剣は心配しながら夕に飲み物を渡す。
「ぷはぁ、はぁはぁっ………正直…ギリギリだ」
夕が飲み物を飲みながら答える。
「君がこうなるなんて何年ぶりかな?」
「覚えてないが久しぶりに燃えたな」
「結果はどうなるかな?」
「全く予想がつかない。勝っても負けても不思議じゃない」
「凄い激闘だったしね。見てるこっちが熱くなったよ」
シグナムとフェイト辺りは後で戦うもしれないな 。
「結果が出ました。近年稀に見る激闘を制したのは………アキラ・ハルズ選手!彼を世界代表選手とします」
結果は夕の敗北を告げるものだった。命運の分けたのは両者のバリアジャケットの強度差だった。防御重視のバリアジャケットを纏っていたアキラの方がダメージが少なかったのだ。
「素晴らしい戦いでした」
「サレインさん」
フィム・サレインがくる
「アキラはもう立ち上がれない様なので私から伝えさせていただきます。最後の激突、同じ土俵で戦ってくれてありがとう、だっそうです」
「こちらこそ本気で燃える戦いができて楽しかったとお伝えください」
「はい。では失礼します」
サレインが去っていった後、夕は剣に支えられながら控室に戻った。控室にはヴィヴィオ逹がいて、賞賛の言葉をかけてくれた。はやてから盛大に騒ぐかという話もあったがくたくただったので後日行うことになった。ここに夕の初のDSAAが終りを告げた。
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