33話 改
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代、まだまだ戦闘経験が足りないのだ。
「乱脚 巨牙!」
夕が止めの一発に放った巨大な衝撃波アキラに迫る。乱脚 巨牙はアキラに直撃………………………………………………………………………………………………………………しなかった。アキラは乱脚 巨牙が直撃する瞬間、咆哮を上げたのだ。それと同時に黄金のオーラがアキラから噴き出し衝撃波を消し飛ばしたのだ。それを見た夕は一瞬驚愕したがすぐに冷静さを取り戻し思わずため息が漏れる。
「はぁぁ、何か面倒なものを呼び起こしたようだな」
アキラの中の何かが目覚めたのを感じとる夕。
「このタイミングで覚醒か…どこのアニメの主人公だよ、全く」
呆れながら夕は獅子王爪牙を纏う。何時でも迎撃できる体勢を整える。
「いくぞ」
その言葉と共に金色のオーラを体から発したアキラが突っ込んでくる。そのスピードは先程の比較にならない程、早く力強いものだった。
「バーストアタック!」
全身を使ったタックルを夕は獅子王爪牙で受け止めるが僅かに後退されられる。
ちっなんつう力だ。いくら未知の力で強化してるからって獅子王爪牙を纏った状態で押されるとはな。
それから数分、夕はアキラの覚醒した力の正体を探っていた。多少ライフが削られたが能力の概要は見えてきた。
腕力と速さ、防御力、回復力の異常な上昇…覚醒したのは自己強化型のレアスキルか何かか?見たところ黄金のオーラを全身に纏い強化する能力だな。
どちらにしてもただ強化するだけってわけじゃないはずだ。でなければあの異常な能力上昇はあり得ない。なのはのブラスターモードの様に何かしら代償を払う代わりに力を底上げしてるってとこだな。面倒な。だが強化のオーラが均等に纏えていないところを見るとまだまだ新しい力に振り回されてる感がある。使いこなせるようになる前に倒すのが一番だな。
夕は獅子王爪牙を解除する獅子王爪牙は強力だが細かい動きには向かないのだ。そのまま剃で接近し金色のオーラの纏われていない背中の部分に狙いを定める。
「獣王けっ!」
夕の拳が直撃する瞬間アキラのオーラが彼の背中に集まり獣王拳を防いだのだ。
オーラを操った!こんな短時間でか!?
だがその答えは振り返ったアキラと目を見た瞬間判明する。
こいつ考えるのを止めのか。自分の新しい力を感覚、つまり直感に任せて操つることで力に振り回されることを防いだんだ。このタイミングで直感まで身につけるってどんな才能だ。
このミスが夕に致命的なスキを作る。
「ゴッドブレイク」
そこにアキラの全身全霊をこめた拳が夕に体に直撃する。大勢が悪く防御ができなかった夕はまともにくらって吹き飛び、岩に激突する。
夕はすぐに起き上がるがかなりのダメージを受けライフを大
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