33話 改
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うだなそっち方が簡単で良い。相手のバリアジャケット騎士甲冑タイプで上半身を甲冑で覆う防御重視のものである。これはかなり苦労するかもしれないな。
そして試合開始を告げるアナウンスが流れる。
「破砕点」
夕はいきなり相手の足場を崩しにかかる。そして地面が崩れてできた岩を複数、蹴り上げ地面の崩壊を避ける為にジャンプしていたアキラに向かって打ち出す。さらにスーパーボールをアキラに向かうように乱反射させて逃げ場を断ち、アキラを回避不可能な状態に追い込む。
「ふん!ディフェンスアーマー」
アキラは飛んでくる岩をの拳を使って空中で砕きスーパーボールは全身を防御重視の魔力で覆うことで防いで見せた。そして地面に着地すると同時に突っ込んでくる。重たい鎧を来ているとは思えないスピードである。突っ込んでくるアキラを夕は鉄塊 剛で強化した腕で受け止める 。だが、
「おいおいマジかよ」
アキラの拳は強化した夕の体にダメージを与えたのだ。ダメージと言っても大したダメージではない。しかし、ただ加速し、その勢いに任せて放った拳が夕の最強の防御を抜いて見せたのだ。アキラの腕力は夕に匹敵するものがあった。
「面白い。だがまだまだ甘い!紅蓮の鉄槌!」
夕は自分の体にダメージを入れた拳を左手を骨を砕きかねない力で掴み。凍る火柱で熱した拳を逃げられないアキラの胴体に連続で叩きこんだ。
「ぐぉぁぁぁ!」
さすがのアキラも鉄を溶かす拳を連続でくらえばダメージは避けられない。アキラは掴まれた手を何とか払い後ろに飛び退く。そして両者とも構えたまま停止する。
高い魔力量にそれをコントロールする精神力。格闘センスや咄嗟の判断能力も高い…この年にしてこの実力、こいつ本当に強いな。、
「鉄塊玉 旋風!」
今度は夕が突っ込む。アキラはそれを体で一度、受けた後。岩に投げ飛ばす。投げられた夕は強化したままの状態で岩に突っ込み岩を粉々し土埃が舞う。
「ライトニングバスター!」
そこにアキラは砲撃魔法で追撃をかける。夕のいるであろうところに砲撃魔法は決まり、新たな砂塵を巻き上げる
アキラ、確かにあんたは強い。けどな、俺はお前以上の奴と戦ってきたんだ。いくら強くても常識の範囲の力じゃあ…。
夕が砂塵を吹き飛ばしながら現れる。その手足にはレグルスの力が獅子の爪の形で纏われている。
「獅子王爪牙」
夕はそのまま接近し、
「爪牙舞踏!」
まるで舞を舞うかのように繰り出される爪の連撃はアキラの全身切り裂く。
いくら強くても常識の範囲内の力じゃあ。俺には勝てねぇな。
最後にアキラを地面に叩き落とす。アキラは何とか立ち上がるがかなりのダメージを受けていた。実力差は圧倒的だった。いくら強くて彼はまだ十
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